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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

マネジメント

エッセンシャル思考

エッセンシャル思考 物事に優先順位をつけ、本当に自分が取り組むべきことのみに思考を集中させる そんなエッセンシャル思考を普段からそれなりに意識しているつもりだ。 しかし、突発的な事象を目の前にした時、どうしても思考がブレてしまう。 目の前の対…

直感と理性

直感と理性 システム1(直感)とシステム2(理性)と呼ばれたりもする心理学・行動経済学の考え方としても知られている。 このような二項対立的な考え方は、ついついどちらが正しいという議論になりがちだ。 しかし、僕としてはどちらも大切で、またその人…

リーダーにとって最も大切なこと

リーダーにとって最も大切なこと メンバーの目的を一致させること まさにこれに尽きると感じる。 過去の歴史においても、目的が一致してまとまっている組織というのは強かった。 逆に、まとまりがない組織は、十分に強さを発揮できない。 これは時代が進むに…

衝突を避ける

衝突を避ける 人間関係におけるすべての衝突は、認知バイアスから起こるものだと思っている。 そして、その解消に向けては、どちらかがそのバイアスを外さなければ解決には向かわないだろう。 衝突の予感がする時、まずは自分の主張や意見を貫く前に、各々の…

対話の力

対話の力 コミュニケーションというのは本当に難しい。 同じ社内であっても、役割や目的が違うだけで、前提の理解が全く異なるケースが多い。 そのような状態で、コミュニケーションがないまま仕事が進行してしまうと、間違いなく上手くいかない。また、メー…

「受け流す」ということの大切さ

「受け流す」ということの大切さ 世の中には、どうしても価値観が合わない相手はいる。 基本的には、そのような人とは関わらなければよいだけの話だが、社会で生きる以上、どうしても接点を持たなければならない場面はある。 そして、相手の方から価値観を押…

苦手だが乗り越えるべきこと

苦手だが乗り越えるべきこと 部下への厳しいフィードバック これは本当にいつまでたっても苦手だ。 フィードバックというのは、動機付けが目的だ。 そして、僕は動機付けの為には、ポジティブなことを伝えるべきだと思っている。 しかし、数字で評価しなけれ…

集団心理をどうマネジメントするか?

集団心理をどうマネジメントするか? どんな組織であれ集団であれ、人が集まると集団心理というものが働く。 もちろん、これによる団結などの良い面もある。 しかし、良い部分だけはないことも忘れてはならない。 団結と同時に生まれるのは、「排除」の心理…

「自覚する」ということの強さ

「自覚する」ということの強さ 部下の行動が変わった この変化の要因は紛れもなく、上司や同僚に言われたからという外発的なものではない。 その部下は、もともと業務におけるある課題感を抱えていた。 それに関して、周囲はことあるごとに注意喚起をしてい…

「タックマンモデル」で最高のチームビルディングについて考える

「タックマンモデル」で最高のチームビルディングについて考える いま、僕の職場では年度初めの大きな組織変更によって、混乱をしている。 チームの雰囲気は決して良いとは言えない。 しかし、成果を出す為には、確実にいまのような混乱を乗り越える必要があ…

職場における最悪の人間関係にどう向き合うか?

職場における最悪の人間関係にどう向き合うか? 仕事のモチベーションを決めるのは、人間関係がほぼ9割だと言っても過言ではないだろう。 やりたい仕事はできていて、環境面が整備されていたとしても、人間関係が悪かったら、パーフォーマンスは発揮されな…

頑張りすぎる上司の圧力

頑張りすぎる上司の圧力 誰よりも早く出社し、誰よりも遅くまで残業 いまだに、そのような働き方に美徳を感じている管理職は多い。 一方で、確実にそのような姿勢に違和感を覚える人も増えている。 特に、部下である下の世代ほどそうだと思う。 上司としては…

アジャイルと無計画の狭間

アジャイルと無計画の狭間 「アジャイル(agile)」の名詞形である「アジリティ(agility)」とは、「敏捷」や「機敏」という意味である。ITやビジネスでは、方針の変更やニーズの変化などに機敏に対応する能力を意味する。 つまり、走りながら改善していく…

声が大きい人にリソースを割かなければならない不平等

声が大きい人にリソースを割かなければならない不平等 優しすぎる 日本人特有なのか?大企業特有なのか?または人間の特性なのか? 管理職層は、社内において自己主張が強く、声の大きな人間に振り回される傾向がある。 これについては、大きく2つの問題が…

マネジメントにおける「決めすぎない」ことの重要性

マネジメントにおける「決めすぎない」ことの重要性 すべてを網羅して細かく決めて詳細な指示を出す このようなドラマなどで描かれる敏腕上司を理想のマネジメントだと思っているマネージャーやもしくは部下は多いのではないかと思う。 しかし、現実にはこの…

プレゼンテーションにおける「場の空気」の重要性

プレゼンテーションにおける「場の空気」の重要性 仕事の中で、上司など特定少数の人にプレゼンを行う機会は少なくない。 しかし、ここ数日は不特定多数に向けて連日プレゼンを行うという仕事をしている。 その中で感じたことは、「場の空気」によって自分の…

良い上司、悪い上司を見分けるポイント

良い上司、悪い上司を見分けるポイント 上司はいつでも批判の的だ それは、中間管理職をやっていて日々強く感じている。 なぜなら、ビジネスというのはどんなアクションもしても苦労や痛みを伴う側面があるからだ。 しかし、部下に負荷を与えて変化をしてい…

ダニング=クルーガー効果から考える部下育成プロセス

ダニング=クルーガー効果から考える部下育成プロセス 部下育成が非常に上手なマネージャーというのが、一定数存在する。 そういう人を見ていると、褒めて伸ばすアメと厳しく指導するムチのバランスを絶妙に使いこなしていると感じる。 そして、このバランス…

上司として問題児の部下を切り捨てるべきかどうか?という問題について

上司として問題児の部下を切り捨てるべきかどうか?という問題について 仕事の能力は低い 仕事への意欲も低い 仕事も休みがち 上司には文句ばかり 周囲にも悪影響を及ぼす このような問題児の部下を上司としてどのように扱うべきかという問題に直面している…

心のシャッター

心のシャッター 人は誰もが、自分の懐に他人を招き入れる入口を持っている。 しっかりと懐まで入ることができれば、腹を割った話ができる。 しかし、そこまでの過程の中で、「この人とはこれ以上話せない、話したくない」という気持ちが相手の中で芽生えてし…

休みの日も仕事をしてしまう管理職が損している3つのコト

休みの日も仕事をしてしまう管理職が損している3つのコト 管理職は忙しい まともに仕事をしていたら、永遠に仕事は終わらない。 だからこそ、最も大切なことはセルフマネジメントであると思う。 自分の状態を正しく判断して、何に集中し、何を捨てるかを考…

人はなぜ他責思考に陥るのか?

人はなぜ他責思考に陥るのか? 責任を他人に求めてしまう傾向が強い考え方 企業組織で働いていると、この「他責思考」という考えに陥っている人がいかに多いかということを常に思う。 何か問題が発生した時、「それは自分の担当ではない」という言葉を、嫌と…

組織において能力はあるのに評価されない勿体ない人の特徴

組織において能力はあるのに評価されない勿体ない人の特徴 なぜあの人は評価されないのだろう? 会社組織というのは不思議なものだ。 それは、とても能力があるのに全く評価されない人がいる一方で、全く能力がないにも関わらず高い評価を得ている人がいると…

何度言われてもメモをとらずミスを繰り返す部下の心理について考えた

何度言われてもメモをとらずミスを繰り返す部下の心理について考えた メモをとること それは、仕事の基本とも言える。 誰もが当たり前のことだと思っている。 だからこそ、仕事でのコミュニケーションの中では、手帳であれ、PCであれ、スマホであれ、相手…

ADHD気質のある部下の特徴と対応について。

ADHD気質のある部下の特徴と対応について。 「ADHD」 英語でAttention Deficit Hyperactivity Disorder。 不注意性(集中力がない) 多動性(じっとしていられない) 衝動性(考えずに行動してしまう) の3つの症状がみられる脳の機能障害であり、発達障害の…

現時点での今年の漢字は、「挑」。

今週のお題「現時点での今年の漢字」について語ってみたい。 僕にとっての現時点での今年の漢字は挑戦の「挑」だ。 この「挑む」という漢字を選んだ理由は、とても明確だ。なぜなら、今年の4月から会社でのポジションアップが決まっているからだ。必然的に…

大企業におけるパワハラ認定の実状について考えた。

大企業におけるパワハラ認定の実状について考えた。 パワハラというワードも社会の中で、かなり定着してきており、ビジネスマンであればまだその言葉自体を聞いたことがないという人は皆無だろう。 コンプライアンス的な観点から「パラハラ防止」などという…

大企業という組織における仕事のストレスとはどこからくるのか?

大企業という組織における仕事のストレスとはどこからくるのか? 今月は仕事が本当に忙しい。 そして、ブログがほとんど更新できていないことに焦っている。 今日はようやく少しだけ時間に余裕ができたので、まさに今、僕が向き合っている仕事におけるストレ…

ビジネスにおける第一印象の影響度についての考察

ビジネスにおける第一印象の影響度についての考察 先日、営業担当をしている部下から「自分は取引先からの第一印象があまりよく思われてないように思う」という悩みを聞いた。その対話の中で、僕が感じたビジネスにおける第一印象の影響度について、この記事…

部下から頼りないと思われてしまう上司の3つの特徴

部下から頼りないと思われてしまう上司の3つの特徴 明らかにチームメンバーの不満が高まっている。 そんな重たい雰囲気を感じたのは、僕とは別の担当を持っている先輩マネージャーであるMさんのチームからだった。 そのM先輩は、とにかく物腰が柔らかく・い…