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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【amazonカリスマバイヤーが語る】生涯年収を上げるために20代でやっておくべき3のコト。

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マッキンゼー大前研一さん。ユニクロ柳井正さん。トレーダーの藤巻健史さん。

これらのビジネスで人生を大成功させた人物たちは、いずれも30代で起業・独立を果たしている。また、それにあたって20代ではしっかりとした「仕込み」の期間を過ごしているという。来年で30代に突入する僕にとっては、読むのが遅かったことを後悔した1冊の著書の土井英司さんも、同じく20代で転職とamazonでの成功を糧として、30代で起業をしている。

 そんな土井さんの著書『20代で人生の年収は9割決まる』で語られる20代ですべきことに対して、僕ができたことそして、足りなかったことを照らし合わせて考えてみたい。

20代で人生の年収は9割決まる

20代で人生の年収は9割決まる

  • 作者:土井 英司
  • 発売日: 2010/12/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

20代を駆け上がる3ステップ

 

STEP1-体を使って会社に尽くす

STEP2-会社でNo1を経験する

STEP3-社内の評価と世の中の評価のギャップを知る。

 

 ①入社から3年は、自我を捨てる。

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少々古臭いかもしれないが…「石の上にも三年」と言われるように社会での基礎体力をつくるための期間として、雑用をこなしたり、自分の意図しない業務に携わることも必要だ。

本当に様々なところで言われているが理由としては、些末な作業の中から仕事の本質を発見することや、社会で働くまでは存在も知らなかった職種や新たに興味を持てる分野の発見があるからだ。

僕自身も、入社直後は店頭に立って毎日毎日接客を経験することで、自分の対応によってお客さんの反応がどう変わるのか。といった試行錯誤を繰り返して学びを深めていたと感じる。

 

 ②自分のナンバーワンを見つける。

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このステップこそが、成功する人とそうでない人を分ける決定的な違いだろう。

僕も①のステップは、多くの人と同様にクリアすることができた。しかし、そこを抜け出して「自分の圧倒的ポジションを築く」ということが非常に重要であり、そこを見落としてひたすらやらされ仕事に邁進してしまう人がいかに多いことか、と改めて思う。

まずは、仕事の中で一番エネルギーを注ぐポイントを定める。ということが大切である。これが難しい理由はいくつかあって、特に大きい組織で総合職であれば、毎年部署の異動が発生して一つのことを覚えたと思ったらまた違う部署へ異動だったり、そもそも専門性の高いスキルが求められない為、1つのことに対する学びを深める土壌がない。などが考えられる。もちろん、自分にも当てはまることだが、それに関しては、より汎用性が高いことに対して強みをもつことだと思う。例えば、「コミュニケーション」や「マネジメント」等…抽象度が高いスキルが当てはまると思う。

そして、ナンバーワンになることでどんな意味があるのか。ということだが、そこに至るまでのプロセスで他にも転用できる経験が多数あることと、そこに至ることで新たに経験できる仕事が舞い込んでくるといういいことずくめの効果が見込める。

つまり、成長度合いが加速度的に上がるということだ。

やらされ仕事で得られる経験値は足し算的な積み重ねによるものだとすると、ナンバーワンを目指す自発的な仕事で得られる経験値は掛け算的に大きなものがかえってくるのだ。

 

 ③社内でナンバーワンだけでは実は足りない?社外ではどうなのか。

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1つの会社で細く長く定年まで過ごすのであれば、社内の圧倒的ナンバーワンのスキルを拠り所に、一定のポジションまでジョブアップしたり、安定を手にできる。

しかし、前提としてより大きな成功を目指すのであれば、自分の社内で評価されている能力は社外に出た時どんな評価なのか。ということを知ることが必要だ。

1つの会社の尺度だけだと、社内で評価されている能力が実はそこまで需要のないものである場合や、社内で全く評価されてない能力が実は社外ではとても需要が高いといったこともある。世の中という大きな地図上で自分はどこに位置するのかという自身のポジショニングマップを作るために、社外での経験はとても大切なのだ。

 

まとめ

  • ・どんな些末な仕事でも、そこから仕事の本質を探す。
  • ・ナンバーワンを目指すために、やらされ仕事から脱却し、自発的に行動する。
  • ・他者から自分がどう映るのか?社内だけでなく、社外の目線も合わせもつ。