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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【新生活の習慣】今日からできるアウトプットの行動3選。

 

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アウトプットの重要性。

 

ビジネスの業界では、「アウトプット」という言葉が非常にもてはやされていると感じる今日この頃です。

 

目次

 

なぜ、いまアウトプットが重要なのか?

その背景として、僕は「発信の多様化」が加速していることがあると思っています。

つい5~6年前までは、「発信」とはごく限られた一部の人がするもの。という印象が非常に強く、また実際に発信することに対するハードルも高かったように思います。

 

 なので、発信=限られた一部がするもの(マイノリティ)、受容=一般の多くの人(マジョリティ)という図式が成り立っていて、しかも多くの一般の人は、「どれだけ価値ある情報を受容できるか」ということに意味を見出していました。

 

しかし、YOUTUBESNSの普及で、普通の子供でも発信をすることで大金持ちになれる。とか、主婦がインスタグラムの投稿だけで生活できる。みたいな事例を目の当たりにすることで、発信に対する価値観とハードルが大きく下がってきています。

 

そして、一般人の活躍におけるもっとも重要な秘訣は、アウトプット力だと様々なところで言われています。これまで、自分自身は受容するだけと勝手に思い込んでいた層が、実は多くの可能性を秘めていて、発信の場を得ることで、とんでもない成果を出してきたと言えます。

 

さらに、これはネット上の発信の場だけでなく、ビジネスの世界でも同じことが言えると思います。ただ、ひたすら指示に従う、マニュアルを覚えるという受容中心の働き方ではなく、

 

自分からアウトプットするという発信中心の働き方にシフトすることで、世界が変わるのではないでしょうか。

 

超絶簡単な今日からできる3つのアウトプット

読書

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逆説的ですが、読書とは超効率的なインプットの手段です。

これを、アウトプットに転換することで大きな効果が期待できます。

前提:アウトプットありきで読む。

1冊の本を読み始めるにあたって、ただ漫然と読み始めるのではなく、誰かにこんな話をしたいから、ブログでこんなことを書きたいから等のアウトプットイメージを持った状態で読み始めることが大切です。

 

ポイント

  • すべてのページを読み切らない。
  • 自分が欲しい情報の部分だけを読む。
  • 得たい情報によって本を使い分ける。

(基礎を知りたい⇒入門書、背景や源流から知りたい=古典)

 

日記

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ユリウス・カエサルは、古代ローマに生きた「偉人」、誰もが知っている人です。そして、史上最高の偉人であるとも言われています。

しかし、彼が史上最高に活躍した人であったかといえば、そうではありません。

カエサルよりはるかに優秀な政治家も、互角の力を持つ軍人も、知性に溢れた文学者も、たくさんいたことでしょう。

しかし、それでもカエサルが時代を超える「偉人」になりえたのは、自らの生涯を誰よりも記録に残している点にあります。

『アウトプット勉強法』

仕事頭がよくなるアウトプット勉強法

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  • 作者:増永 寛之
  • 発売日: 2009/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

つまり、どんな偉人でも「偉人だから記録に残る」のではなく、「偉大な記録を残したから」偉人となったのだと思います。

 

別に偉人になんてならなくてもいい。とも思ってしまいますが、記録に残すということは、それだけ意味のあることという参考になります。

 

前提:自分の価値を信じる。

自分が残す記録には価値がある。そういうマインドを持つことで、誰かに見られたら恥ずかしいんじゃないか。とか、こんなことはみんな考えているはずだ。という継続を邪魔する意識を取り除くことが大切です。

日々の記録は、1年後見返したときに、必ず財産になります。

 

ポイント

  • 毎日継続をする。
  • 人に読ませるつもりで書く。(見せるかは別として…)
  • 日記の内容からPDCAサイクルを回す。

 

メモ

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最も短時間かつ大量に行うことができるアウトプットです。

また、メモに二つの意味があります。

・「相手のためのメモ」…話し相手にとって、メモを取るという行為は自分の話を漏らさず聞いてもらっているという信頼感につながります。

・「自分自身にとってのメモ」…自分自身のアウトプットにつながるもの。

 

前提:メモはまとめを意識する。

断片的に自分が綴ったメモの情報をまとめることで、自分の頭の中をすっきり整理することができ、効果的なアクションにもつながります。

 

現代において、まず何よりも減じるべきはいわゆるストレスである。

そして、心理学的視点に立って考えると、重要なのはストレスを減らしつつ、なおかつ仕事に生産性を求め、「認知リソース」をできるだけ解放し、これを仕事自体に集中するということにつきる。

 『ライフハックスー鮮やかな仕事術』

 

この認知リソースの解放=メモによるまとめだと解釈できます。

 

ポイント

  • メモは紙で手書きが基本。自分の手を動かす。
  • 思いついたら、即メモする習慣を身に付ける。
  • メモしたら頭は空っぽにする。 

 

まとめ

  • 取り入れたもの自分の頭で咀嚼し、発信することがアウトプットの基本。
  • どんなインプットもアウトプットありきで取り込む。
  • インプットとアウトプットの高速回転を意識する。