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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

多忙なサラリーマンがサウナに通って感じた3つのメリット。

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多忙なサラリーマンがサウナに通って感じた3つのメリット。

 

「ととのう」という感覚

 

今、ハマっていること。それはサウナです。

 

今月はついに3週間連続でサウナに通っているほど、久々に一つのことに夢中になっています。

 

それは、なぜか?というと、シンプルにめちゃくちゃ爽快な感覚が味わえるからです。

 

サウナ好きの間では、この爽快感を「ととのう」と表現したりします。

 

灼熱のサウナの中で、全身の毛穴が開いていく感覚を感じながらじっとり汗をかいていく瞬間ももちろん気持ちが良いのですが、本番はそのあとです。

 

サウナで熱された身体を水風呂で急激に冷却し、常温に戻ってベンチで休憩を行う。

 

この身体が、正常な温度を取り戻そうとしている瞬間が、まさに「ととのう」と表現される至福の瞬間だと思います。

 

脳がクリアになり、体が浮いているような感覚は、他では味わえないサウナ独特の醍醐味だと思います。

 

個人的には、オリエンタルラジオに藤森さんが以下の動画の中で、素晴らしくわかりやすくその感覚を表現していると思います。

 


【激熱】100℃超えのテントサウナでととのいました【サウナ旅】

 

また、以前自身のブログでも書評を書いた『LEFESPAN(ライフスパン)』の中でも、サウナが長寿細胞の活性化を促すという記述が印象に残っています。

seiburo.hatenablog.com

 

「ととのう」という感覚のメカニズム

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では、この「ととのう」という感覚を感じている時、僕らの身体の中ではどのような変化が起こっているのでしょうか?

 

そこのことについて、『医者が教えるサウナの教科書―ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととえるのか?』を参考にひも解いていきたいと思います。

 

 

本書の中では、「ととのう」状態のことを、

「副交感神経が活性化しているのに、血中にアドレナリンがあるという稀有な状態。」

という表現しています。

 

そもそも、副交感神経とは内臓の働きや代謝・体温などをコントロールする自律神経の一つで、活動する昼間に活発になる「感神経」と、リラックスしている夜間に活発な「副交感神経」の2つに分かれています。

 

交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキの役割を果たしているとも言えます。

 

当然ですが、通常はどちらかが優位な状態になれば、もう片方は抑制されます。

 

しかし、サウナ⇒水風呂⇒外気浴という一連の流れによって、脳からはアドレナリンやエンドルフィンなどの幸福感を感じる物質がバンバン分泌していながら、体は適度なリラックス状態を保つという一石二鳥な体験を得ることができるのです。

 

サウナで得られる3つのメリット

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以下は、科学的にも証明されていて、かつ僕自身もサウナによって感じているメリットです。

 

1.脳疲労の回復

サラリーマン生活をしていると次から次へと仕事が舞い込んできて、自分の脳の容量とも言えるワーキングメモリがいっぱいいっぱいの状態です。スマートフォンで例えるなら、たくさんのアプリを同時に起動しすぎて、動きがもっさりとなっている状況です。

 

そんな時、スマホであればアプリのバックグラウンド再生を消去するという方法を取ります。それと同じように、サウナのような極限状態に身を置くということで自分の脳内の余計なことをリセットするという働きが起こるのです。

 

これによって、脳がリフレッシュし頭がスッキリした感覚を得ることができるのです。

 

2.精神的安定

前述したリラックス効果を促す副交感神経の働きによって、精神的な安定感を得ることもできます。

 

僕がいつも通っているサウナまでの道中は割と渋滞が多く、普段であればついイライラしてしまうのですが、サウナの帰りはそんな渋滞の時間ですら、心穏やかにやり過ごすことができます。

 

3.睡眠の質向上

サウナによって血流や代謝が良くなるという効果も期待できます。

 

僕自身、冷え性で冬場はいつも足先が冷えて夜なかなか眠れないという悩みを持っていましたが、サウナに入った日には家の中を裸足で過ごしていても、全く気にならないくらいその効果を感じていて、就寝の時も布団に入ってから眠りに入るまでの時間もとても短くなりました。

 

そのおかげもあり、習慣的に行っている朝活の精度も向上しているように思います。

 

一度は訪れてみたいサウナの聖地

 

日本国内には、サウナの聖地と呼ばれる場所が存在します。

その中でも、特に僕が関心のある2か所をご紹介します。

 

静岡県「しきじ」

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しきじの最大特徴は、地下約50メートルから組み上げている安倍川水系の天然水をふんだんに使った天然水風呂だと言われています。水温は約18度と、長く浸かれるこの温度設定になっており、水がとにかく「柔らかい」という特徴を持っています。

この「柔らかさ」をぜひとも体感してみたいと常々思っています。

 

また、室内に10種以上を配合した薬草袋をつるし、独特の香りがある薬草サウナもしきじの名物の1つです。

室温は60度という設定にも関わらず、薬草を蒸すためその蒸気熱で、室内の体感は相当な高温だと言われています。

 

サウナしきじ:https://saunashikiji.jp/

 

長野県 LAMPの「The Sauna」

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長野の自然と一体になれるアウトドア・サウナ施設LAMPにある「The Sauna」は、日本でも数少ない薪焚きのサウナに、隣接する野尻湖の天然水風呂が名物です。

 

長野県の野尻湖周辺は昔から、サウナの本場であるフィンランドの保養施設が多数存在し、そのことからサウナ文化が非常に発達しているエリアだと言われています。

 

「The Sauna」でも、フィンランド流の「ロウリュ(石に水をかけて蒸気を発生させる行為)」を取り入れることで、日本で主流の高温低湿のものとは異なる、程よい湿度のサウナ体験をすることができます。

 

また、野城湖の大自然の中での外気浴も他のサウナとはひと味違う醍醐味の一つです。

 

LAMP:https://lamp-guesthouse.com/

まとめ

この記事を書いている間も、どんどんサウナにいきたい気持ちが高まってしまいました。

 

改めて、サウナとの向き合い方として大切だと思うことは、「自分が一番気持ちのよい状態を見つける」ということだと思います。

 

一般的に、サウナは10分前後、水風呂は数十秒~2分、外気浴は10~15分が適切であり、それを約3セット繰り返すと言われていますが、それも人それぞれです。

 

自分にとって最もベストな入り方とは?ということを今後も様々なサウナに通いながら探求していきたいと思います。