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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

「ムダを排除した生活」を送って感じた「意味ないコト」の重要性。

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「ムダを排除した生活」を送って感じた「意味ないコト」の重要性。

 

徹底的にムダを排除した1年間

 

  • 効率性
  • 生産性
  • レバレッジ

 

最近の自分を振り返ると、すべての行動の基準に上記のような何かしらの意味を求めていて、その基準に満たない「意味のないもの」は切り捨てていく。という生活スタイルになっているなぁ。と感じています。

 

具体的にそれはどんな生活か?という、インプットとアウトプットに向けて、徹底的に時間をつくるという生活です。

 

自分にとって有益なビジネスに関する本や動画・音声をインプットすることと、そこで得たことをブログやSNSでアウトプットすること。

これらを、1日の限られた時間で、どれだけ効率的に行うことができるかが勝負でした。

 

例えば…

 

睡眠

インプットのアウトプットも、脳を常にクリアな状態にしていなければ、生産性は上がりません。そこで、大切なことは睡眠時間です。

 

僕の場合は、夜10時には就寝~朝5時起床。

という生活をしていますので、仕事から帰ってきたあとに、夜更かしをしてダラダラ何かをすることなく、食事をして1冊だけ本を読んだらすぐに寝てしまいます。

 

そして、朝は出勤時間までひたすらアウトプットです。

 

食事

食事も基本的にバランスの良い栄養を摂取できればそれでよい。

という考え方で、食事の為にお金と時間をかけて美味しいものを食べに出かけたりすることはありませんでした。

 

その代わり、極力早い時間で食事を済ませてしまい、その分余った時間で情報をインプットする時間に充てるというということに神経を集中させていました。

 

お金

自己投資になるものにしかお金を使わないという感じで、書籍やセミナーなど投資をすることで後からレバレッジが期待できるものに限って、お金を使うことにしていました。

 

飲み会や遊びは、最も無駄なお金の使い道だと考えていて、そのような使い方はほぼしませんでした。

 

そして、洋服やインテリア、雑貨などの物質的なものに対する投資にしても、コスパが悪いと思ってしまっていたので、本当に必要最低限のもので済ませるようにしていました。

 

ムダの無い生活を送って感じたこと。

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上記のような生活スタイルは、数年前から自分が目指していた姿でした。

 

それは、少しずつ自分の中で「本当にすべき」だと思うことを「習慣化」をすることによって、ゆっくりカタチづくられたものだと思っています。

 

その意味では、自分の目標に対するある種の達成感を手に入れた一方で、足りないと感じることも見つかりました。

 

それは、自分が日々の生活において喜びや楽しさを感じることができる場面が、「ルーティンを達成できた時」だけであるということです。

 

この感覚は時に、虚しさにつながります。

 

効率的に、かつ生産性高く生きること自体が、生きる目標になってしまってはいないだろうか?そんな疑問にぶつかったのです。

 

その先には、収入や資産が増えるという結果はあるかもしれませんが、そこで得た「お金」というのは、結局はそれ以上の「何か」をもたらしてくれるものではないと思います。

 

「意味ないコト」の重要性

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そんな壁にぶつかった僕が改めて感じたことは、「意味のないコト」が意外と大切なのでは?という1周回った考え方です。

 

  • 何も考えずに散歩すること。
  • 一日中ゲームをやること。
  • たわいもない雑談をすること。

 

そんな一見すると生産性がないと思われる時間にこそ、人生における喜びや自分の人間らしさが感じられる瞬間が隠れているような気がします。

 

そして、それらも究極的には、決して全くムダなことではなく、そのような時間の過ごし方をしたことで、どこかで「意味あるコト」につながる部分もあると思っています。

 

無理やり自分の中で、物事の仕分けをするのではなく、目の前のものをありのままに受け入れる。「意味」を求めすぎる現代だからこそ、そんな姿勢もあってよいのかな?と感じています。