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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

自分一人きりの週末オフィス環境が最高すぎる話。

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自分一人きりの週末オフィス環境が最高すぎる話。

 

「仕事が山積み状態」

僕が働く上で常に意識していることは、極力この状態に陥ることを避けるということです。それは、脳内がパンクしていると、すべてが中途半端になり、どの仕事においても良いパフォーマンスを出せなくなってしまうと思っているからです。

 

しかし、そうはいってもサラリーマンをしている以上、必ず一定量の仕事は降ってきますし、それが重なることもあります。そして、パフォーマンスが下がるからと理由で、それらを選り好みすることはできません。

 

では、そんなどうしても仕事が山積みになってしまった時の対処法は、どうすれば良いのか?という僕なりの考え方についてお伝えしたいと思います。

 

以前の僕は、「休みを使って自宅で仕事する」という選択を取っていました。

 

この方法でも、もちろんその場しのぎになります。しかし、家に存在する様々な誘惑や、自分の自由で貴重な時間を削っているという悶々とした気持ちとも戦わなくてはいけません。その気持ちだけで精神をすり減らしてしまい、低い集中力でダラダラと一日を浪費してしまったという経験が何度もあります。

 

仕事ももちろん大切ですが、同時に自分の時間もしっかりと取りたい。という考え方が、日増しに強くなりました。

 

そこで、試してみたのが、自分の休みをズラし、オフィスに誰もいない日に出勤するという方法です。

 

僕の勤める部署は、基本的に土日休みです。なので、平日のどこかで休みをとり、土日のどちらかで出勤するという形です。

 

以前であれば、そのような周りとの足並みを乱すような働き方は、認められませんでしたが、さすがにコロナの影響もあり、フレックスやリモートワークが推進されている中で、僕の動きに文句を言う人は誰もいませんでした。

 

実際に、誰もオフィスで仕事をしてみた感想は、「控えめに言って最高」という感じでした。

 

その理由について、以下で説明したいと思います。

 

誰にも干渉されない。

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平日の仕事においては、自分の中でタイムスケジュールを決めていたとしても、それが予定通り実行できることはまずありません。

 

上司からの横やりや、他部署からの問い合わせ、取引先からの電話など、これらの細かい妨害が積もり積もって結構な時間になってしまうのです。

 

しかし、一人きりのオフィスでは、このような干渉材料がないことで、仕事に対して自分の思考を深めることができます。

 

家とは違う特殊環境。

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わざわざオフィスに行くよりも、家でリモートワークの方が、効率がいいんじゃないか?という意見もあると思います。

 

しかし、僕は「誰もいないからこそ」あえてオフィスがいいと思います。

 

やはり、オフィスは仕事をする為に設計された空間であり、イスやデスク一つとっても、長時間の仕事を快適に行うことができます。

 

あとは、気持ちの面でも余計な雑念が入らない為、仕事の事だけに集中して取り組むことができます。

 

頻度は月1回くらいが適切。

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「誰もいないオフィス」は快適で効率が良いのは事実ですが、同時にリスクもあります。

 

  • 平日に休んでいる間に、仕事が溜まるということ。
  • 平日の自分がいない間に、重要な決定事項がなされている場合があるということ。
  • 平日にしかできない業務ということ。

 

これらのリスクも考えると、平日2日休み、土日出勤というのは、あまり現実的ではありません。

 

平日のうちに、周囲とのコミュニケーションを通じて、自分がやるべきことを固めつつ、その中でも本当に時間かけてやるべきことを選別した上で、「誰もいないオフィス」で一気に終わらせるという考え方をベースにすると、「月1回休みをズラす」程度がトータルのバランスでは適切だと考えています。

 

まとめ

ここ数か月くらい今回紹介した働き方で、週末オフィスで快適に過ごすことができています。個人的な思いとしては、まだ他の職場のメンバーにとってはこのような働き方は浸透しておらず、この月1回の安定した時間の確保をそのまま継続したいと思っています。

 

一方で、このご時世で部署のメンバー全員が足並みをそろえて同じ曜日に出勤し、同じ日に休むという働き方が浸透してしまっていること自体に少し危うさがあるとも思います。

 

それが前提となっているコミュニケーションがあまりに多いからです。

 

働き方の選択肢を広がることで、生まれるアイデアや発想もあると感じています。自分の働き方が正しいというつもりはありませんが、より柔軟性を持った働き方の理解がもっと浸透してもよいと思っています。