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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

向上心を持ち続けることに疲れてしまった時に必要なもの。

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向上心を持ち続けることに疲れてしまった時に必要なもの。

 

これまでこのブログではビジネスに関わる割とアグレッシブで固めの発信をしてきた。

そして、その為にひたすらビジネス書を読み漁り、仕事で出世を目指してバリバリ働くという日々を送ってきた。それにやりがいを感じていたし、なにより楽しかった。

 

だが、最近はどうもそのライフスタイルにしっくりこないというか、何かもっと別のことがしたいという気持ちの変化が訪れている。

 

ひたすら成長を追い求めることに身体が拒否反応を示すのだ。

 

そんなマインドに入った時に、僕が必要だと思うのは、「余白」である。

 

僕らの都市生活における忙しすぎる日々の中で、「余白」とは決して自然に生まれてくるものではなく、意図してつくりださなくてはいけない。

 

意図して余白をつくりだすとは、しっかり集中して「何も考えない」ということと似ているように感じる。

 

ちょっと瞑想に近いかもしれない。

 

僕は、この余白をつくるためには、いくつかの条件が必要だと思っている。

 

それは、以下の3つだ。

 

  1. 一人になること
  2. 健康であること
  3. 自然に触れていること

 

一人になること

他人と比較してしまったり、邪魔されたりすることなく、自分自身としっかり向かい合う為に、たった一人になることができる環境であることは、最低条件とも言える。

 

健康であること

一人になって心を落ち着けたり、冷静な思考をする為には、健康=コンディションが不可欠だ。体力が削られていたり、風邪を引いていたら、目を閉じた瞬間に寝てしまうだろう。

 

自然に触れていること

自然に囲まれた環境は五感で、落ち着きを与えてくれる。

大地の匂いの中で、鳥のさえずりを聞きながら、木々の木漏れ日を感じる。というのは最高の瞬間だ。

 

自分にとっての「幸せ」の定義の変化

僕が「余白」を大切にしようと思った理由は、どれだけ仕事に邁進してもその先に「幸せ」はないということに気づいてしまったからだ。

 

もちろん、それは仕事=悪という話ではなく、仕事に対する価値観の持ち方の話だ。

 

仕事によってこんな世界や社会を成し遂げたいという価値観を持つ人は、非常に素晴らしいし、とても憧れる。

 

ただ、今の自分の周りの環境や自分自身があまりに、「売上や収益の拡大をすること」や「出世すること」が、「幸せ」とイコールだと考えている価値観に嫌気が差したのだと思う。

 

そして、本当の「幸せ」とは、自分が生きているという実感が得られる「余白」のある時間を過ごすことにあると思うようになった。

 

つまり、何かを成し遂げたり、達成することではなく、「イマこの瞬間をどう感じ、どう過ごすか?」の方が大切だということだ。

 

そんな命題と向き合うと、やはり一人で気持ちを整え自然の中で過ごす。という選択肢に行きついたのだ。

 

さて、ここまで小難しいことを語ってきたが、つまりは「ソロキャンプ最高!」ということが言いたいのである。