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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

季節の変わり目を感じること

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季節の変わり目を感じること

今年の冬は、ここ数年の中でも久々にしっかり寒い冬になりそうだ。

 

特に関東に住んでいると、この2~3年はいわゆる暖冬で秋口の気温も高く、まだ今くらいの時期(10月)はTシャツ1枚でも全く問題なく過ごせていたと思う。

 

過ごしやすい気候が続くことは良いことだが、季節の変わり目をしっかり感じられることもまた、日々の生活におけるささやかな楽しみではないだろうか。

 

今回の記事では、僕なりの季節の変わり目を感じ方について触れてみたい。

 

服装で季節を感じる

僕の考える適切な服装とは、外気温が適切に感じられる服装だと思っている。

 

つまり、薄着で寒すぎても、厚着で暑すぎてもいけない。

 

10月に入ってからの日中平均気温が14~15度前後の場合、Tシャツ1枚で歩いている人は、見てるこちらの方が寒くなってしまうし、逆に早々にダウンを着ている人をちらほら見かけるが、さすがに早すぎるのでは?と思ってしまう。

 

個人的には、シャツの上に少し厚手のニットか、ウール素材のジャケットを合わせるくらいがちょうどよい。また、コートを着る場合だったら、コットン素材のトレンチなどやや薄手のものがいいだろう。

 

そのくらいの服装だと、しっかりと季節の変化も感じつつ、体温も適温を保つことができる。

 

少し面倒でも、そういった服装選びのひと手間をかけることで、季節の変化を楽しむことができる気がする。

 

全身で季節を感じる

僕はサウナが大好きだ。

そして、個人的にサウナのメインディッシュは季節によって変わると思っている。

・真夏のサウナは、サウナ後の水風呂が最高に気持ちいい

・真冬のサウナは、サウナ室でじっくりと汗を流すのが気持ちいい

 

だが、「サウナに一番気持ちよく入れる時期はいつ?」

と聞かれたら、僕は間違いなく10月下旬から11月中旬と答える。

 

なぜなら、外気浴が最高に気持ち良いからだ。

 

この季節は水風呂と外気の温度が同じくらいになるので、サウナで温まった身体でざぶんと水風呂に入り、その後ゆっくりと冷たい外気を感じながら身体を冷却すると最高に「ととのう」のだ。

 

時おり肌を刺す冷たい風が、「生きている」という感覚を研ぎ澄ませてくれる。

 

そんなわけで、この真冬に入る前の少し肌寒い時期は、サウナを通して全身で冬の訪れを感じることができる素晴らしい季節だと思う。

 

景色で季節を感じる

いわゆる首都圏のベッドタウンと呼ばれる僕の住んでいる住宅街は、年間を通してほとんど景色が変わることない無機質な地域だ。

 

会社との往復だけの景色からは、季節の変化を全く感じとることができないし、そんなことどうでもよく、関心すら持っていない時期もあった。

 

だが、昨年から車を手に入れたことやコロナの問題もあり、都心方面ではなく、郊外に足が向くようになった。

 

そこで、改めて感じる四季の変化や自然の美しさを目の当たりにし、かなり感動したのを覚えている。

 

まとめ

現代に生きる僕らの生活は、より快適に、より均一化されていっている。

この流れを望む人は多いだろうし、今後も加速するだろう。

 

でも、自然がもたらす不快や不均一というものが、人工的には決して生み出せない「豊さ」をもたらしてくれることも忘れてならないと思う。

 

季節の変わり目というのは、そんなことも感じさせてくれる。