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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【HYGEE(ヒュッゲ)の過ごし方】日常にキャンドルを取り入れる生活で感じたこと。

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【HYGEE(ヒュッゲ)の過ごし方】日常にキャンドルを取り入れる生活で感じたこと。

 

オミクロン株の急拡大で、再び自宅での自粛生活の訪れを感じる今日この頃。

 

外出が制限されたとしても…

  • 少しでも自宅で過ごす時間を豊かなものにしたい。
  • 自宅にいながらでもちょっとした特別感を味わいたい。

 

そんな気持ちが芽生えてきた。そして、それを実行に移す為に、色々な情報を集める中で、僕の琴線に触れるあるワードが見つかった。

 

それが、「HYGEE(ヒュッゲ)」だ。

 

デンマーク語のHYGEE(ヒュッゲ)とは、デンマーク人の時間の使い方や暮らし方、心の持ち方をあらわす言葉。

 

ほっと癒される居心地のいい時間、そしてそのような時間をつくることで感じられる幸福感のこと。

 

参照:https://www.iittala.jp/

 

少し概念的な言葉のように思えるが、このヒュッゲを象徴する代表的な生活シーンとして、「日常にキャンドルを取り入れる」というスタイルがある。

 

ヨーロッパでは、あえて室内の照明を落とし、キャンドルに灯した明かりの中に訪れる、静かな時間を過ごすということが習慣になっているようだ。

 

この雰囲気や時間の過ごし方は、僕の好きなキャンプにおける焚火や、ウィスキーのクラシックバーに似ていると思った。

 

物は試しということで、キャンドルを求め最もコスパと品揃えが充実しているであろうIKEAに足を運ぶと「キャンドル」というカテゴリだけで、小さめのコンビニくらいの面積で様々な種類の商品が展開されていて、少し驚いてしまった。

 

僕は、最もスタンダードなティーライトキャンドルと呼ばれる500円玉程度の小ぶりがまとまってセットになったものとそれと組み合わせて使用するグラスケースやランタンを購入した。

 

 

 

 

加えて、その環境を楽しむ為のお供も必要だ。

今回は、ヨーロッパ調の雰囲気を意識し鶏肉のコンフィと、鶏肉にあうスッキリとした味わいのウィスキーとしてグレンフィディック12年を選んだ。

 

 

鶏肉のコンフィは、本格シェフユーチューバーの城二郎氏のレシピで作るのが、やや手間はかかるが最高に美味しい。

 


www.youtube.com

 

さて、そんな訳でヒュッゲに必要な準備が揃い、つかの間のひと時を過ごした訳だが、そこで僕が感じたことについてまとめてみたい。

 

時間がゆったり流れる

キャンドルの明かりで薄暗い室内の視界は限定される。

目の前の明かりと食器とグラス。このような制限が、逆に「今ここ」をしっかりと感じさせてくれる感覚がある。

 

照明をしっかりとつけた部屋で、YouTubeを見ながら過ごす時間は2時間でもあっという間なのに、キャンドルの明かりとともに過ごす時間は、20分でも体感的には2時間くらいに感じることができる。

 

また、時間の経過とともにゆっくりと減っていくキャンドルの蝋を眺めているだけでも、時間の儚さ、大切さを教えられるように思う。

 

感覚が研ぎ澄まされる

これも時間がゆったり流れる感覚と似ており、視覚に制限があるからこそ、逆に触覚や嗅覚が研ぎ澄まされる感覚を覚えた。

 

普段でも美味しいと感じる食事がより一層美味しく感じられたり、大好きなウィスキーも普段とは違った一面を感じることはできた。

 

そしてなにより、その余韻も含めて楽しみ尽くすという贅沢を発見できた。

 

その発見を通じて、これまでの自分は、食事にしても、お酒にしても、本来持っているポテンシャルの半分も楽しむことができていなかったのではないか?とさえ思った。

 

リラックス効果

食事を終えてもそそくさと片付けをするようなことはしない。

 

ウィスキーのロックをちびちびと飲みながら、キャンドルの火を眺めていると、自然と気持ちが落ち着いていく。

 

仕事であった嫌なことや、人間関係の悩みもその時間が忘れさせてくれる。

 

些細なことでも、気になってしまうとそのことが頭から離れず、寝付けなくなってしまうことも多い僕だが、ヒュッゲのささやかな時間を楽しんだ夜は、しっかりと安眠することができる精神安定剤のような効果もある。

 

まとめ

男性が「部屋にキャンドルを灯す」というと、どうしても乙女チックだとか、なんだか怪しい、こじらせている、スカしているというようなネガティブなイメージを持たれるかもれない。

 

もちろん、僕も初めはそのような抵抗感がない訳ではなかった。

しかし、それは試していない人の勝手なイメージに過ぎない。

 

実際のキャンドルのある生活は、とても静かで、穏やかな時間を与えてくれる。

 

是非、他の人にもおすすめしたいし、僕自身これからもヒュッゲの時間というものをもっと生活に取り入れていきたいと思う。