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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

決めつけてしまうことで見えていなかったもの

決めつけてしまうことで見えていなかったもの

 

ここ2年ほど、毎週のように通い続けて生活のルーティンとなっているサウナだが、少しだけ楽しみが変わってきている。

 

これまでの僕のサウナの楽しみ方は、サウナ室の温度と湿度はより高く、水風呂の温度はより低く、という刺激的なサウナ経験を求め続けていた。

 

そのような激しい温度変化に自分を晒すほど、より素晴らしい「ととのう感覚」を得られると信じていたし、それがサウナにおける唯一の楽しみだと決めつけていた。

 

確かに、その考えはサウナを楽しむという点では間違っていないと思う。しかし、あくまでそれは一側面に過ぎず、もっと多様な楽しみ方がある。

 

そんなことに徐々に気づき始めているように感じる。

 

それを感じたのは、最近、生活の中にトレーニングを取り入れるようになってからだ。

 

特に、中距離の有酸素運動を行って心拍数をある程度上がった状態のあと、中程度の熱さのサウナにいつもより長めにじっくり入るというにハマっている。

 

サウナは決して有名施設という訳ではなく、ランニングコースの途中にある普通のスーパー銭湯に立ち寄るスタイルだ。

 

ただ、これまでの自分のサウナの入り方と違うポイントは、心拍数と呼吸を意識してサウナに入るということだ。この意識を行うだけで、びっくりするくらいの量の汗が出る。

 

また、冬場なので水風呂の時間は短めに、外気浴は少し長めにとることも意識している。

 

こうすることで、これまでの刺激的な入り方で感じていた「飛ぶ」ような感覚ではなく、より「リラックス感」が得られるような気がした。

 

このような「自分の中で決まり切ったことを意識に変えてみることで、新しい発見を見出す」ということは、サウナに限らず、仕事やプライベートの様々な場面においても言えると思う。