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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

映画『BLUE GIANT』を見て感じたJAZZの魅力

映画『BLUE GIANT』を見て感じたJAZZの魅力

 

なんとなくかっこいい

 

オシャレなカフェやバーで流れているJAZZに対するイメージは、そんなぼんやりとしたイメージのものだった。

 

『BLUE GIANT』の予告編を劇場で見た時も、そんな気持ちを感じて大した下調べもせずに、映画の本編を鑑賞した。

 

しかし結果としては、非常に良い意味で期待を裏切られたと同時に、JAZZへの関心が一気に深まった。

 

本編主人公の宮本大がバンドメンバーから「なぜ他の音楽ではなくJAZZなのか?」と尋ねられた時、「JAZZが一番、熱くて激しいから」というフレーズがある。

 

僕自身、JAZZはもちろん音楽という領域自体が全くの門外漢だが、この言葉の意味が本作のJAZZ音楽と映像からビンビンに感じ取ることができた。

 

ストーリーの中で、大きく3つほどの圧巻のJAZZ演奏シーンがあるのだが、映画の劇場内でも身体を揺らしてノリノリになっている人もいたし、僕も思わず食べていたポップコーンを床に落としてしまった。

 

JAZZのルーツというのは、社会からの抑圧や閉鎖的な社会に対するアンチテーゼから生まれたものだという。

 

この『BLUE GIANT』だけでなく、先日鑑賞したデイミアン・チャゼルの『バビロン』でも、JAZZがヒューチャーされていたように、今の社会の閉塞感に対して改めてJAZZに希望を見出すという動きは間違いなくあるだろうと思う。

 

個人的には、まずは超名盤と言われる『ブルーノート』からJAZZ入門してみたい。