seiblog

30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

上司として問題児の部下を切り捨てるべきかどうか?という問題について

上司として問題児の部下を切り捨てるべきかどうか?という問題について

  1. 仕事の能力は低い
  2. 仕事への意欲も低い
  3. 仕事も休みがち
  4. 上司には文句ばかり
  5. 周囲にも悪影響を及ぼす

このような問題児の部下を上司としてどのように扱うべきかという問題に直面している。

 

選択肢の一つとして、会社から求められる責任を果たさない人間に対して、こちらから手を差し伸べる義理はなく、切り捨てるという考えもあった。

 

しかし、僕の働く日系企業は、「使えない」という理由ですぐにリストラができる実力主義の会社でもない。

 

なので、人事部に申し入れを行うこと。そして、日々の仕事においては、その人に全く干渉せず、窓際に追いやるというのが、切り捨てるということと同義になる。

 

ただ、自分の中で再度考えた時、その方法は悪手であるように感じた。

その理由はいくつかある。

 

  • 追いやられたことでさらに大きな問題を起こす可能性がある
  • 周囲に「ミスをしたらああなってしまうのか」という恐怖感を与える可能性がある
  • 第2、第3の問題児が生まれる可能性がある

 

つまり、問題児が存在することで、他のメンバーにはそれを反面教師にしたり、ある種の牽制になっているという側面もあるということだ。

 

そして、上司としてはその人間が犯罪を犯さない限りは、最低限の手を差し伸べることが必要なのだと思う。それは、マメジメントに求められる仕事の一つであるとも感じる。