「何もしない」時間の大切さについて考えていること。
「何もしない」時間の大切さについて考えていること。
あえて「何もしない」という時間の価値がとても上がってきているように思う。
僕も大好きな、サウナやキャンプが流行っている理由も、最高の状態や空間で、「何もしない」を味わう。ということが本質にあるように思う。
「何もしない」ことについての効能
では、「何もしない」ことについての効能に関しても、考えてみたい。
僕は、自分の経験も含めいくつか思い当たる。
- イヤなことを忘れることができる
- 気持ちを整理することができる
- 必要なことが見えてくる
つまり、一言で言うと精神的なリラックス効果が、とても期待できるのだ。
そして、自分でも驚くべきことに、やることに追われて常に忙しくしている時よりも、ある程度の意識的なゆとりを持っている方が、仕事における生産効率も確実に上がっているのだ。
良質な「何もしない」状態の条件
もう一方で、ただ単に「何もしない」状態になれば精神的にリラックスできるのか?という自分なりの疑問についても考えてみたい。
これも僕の私見だが、精神的にリラックスできる「何もしない」状態には、いくつかの条件があるように思う。
- 家やオフィスの中よりも、外の自然環境の方がいい
- PCやスマホは、無い方がいい
- 満腹や酩酊状態では、無い方がいい
これは、個人差があるかもしれないが、恐らく多くの人に当てはまるだろうと思う。
僕が実践していること
さて、このような効能と条件がわかったことで、僕がいま実践していることがある。
それは、ベランダでのリラックスタイムだ。
ベランダであれば、わざわざサウナやキャンプを利用しなくてもいい。
もう少し具体的に話そう。
まず、時間は夜がいい。
最近は、あまりにも日中の温度は高すぎて、少しの時間も外にはいられない。
夜であれば、心地よい夜風がふいて冷房もいらない。
あと、タイミングも大切だ。
僕は必ず風呂上りを意識している。
これは、サウナと同じ論理だが、熱い場所から涼しい場所への移動により体に温度変化が生じることで、精神的なリラックス効果をもたらす「副交感神経」の働きが活発化するからだ。
そして、最も大切にしているのが、椅子だ。
これは、最近購入したコールマンのインフィニティチェアで痛感している。
仰向けの状態で、自在に角度が変えられる優れものだ。
あまりにも気持ち良すぎて、時間を忘れて永遠に座っていられそうな感覚になる。
インフィニティチェアに腰かけて何も考えず、火照った身体を夜風で冷ましながらウィスキーのロックをチビチビとやる。というのが、一日の最高の時間になっている。
「明日の仕事は何をしようか?」
「ブログには何かを書こうか?」
という答えが舞い降りてくるこの静かな時間をこれからも大切にしていきたい。