「歩く速度」と「寿命」に相関関係があるという衝撃の事実
歩くのが速くなった
最近ふとそんなことに気づいた。
これまでは通勤で駅に向かう途中、よく後ろから来た人に追い越されることが多かったように思う。だが、そのことを特に気に留めることもなく、長い間過ごしていた。
しかし、最近は逆に前に歩く人を追い越すことの方が多いと感じるようになった。
これは、ダイエットをはじめて習慣的な運動や食事管理をするようになってからの出来事だ。
その時、ふと思い出したことは、健康診断の問診票に「歩くペースが人より速いか遅いか」という項目があったことを思い出した。
どちらが良くて、どちらが良くないことなどあるのだろうか?と気になって調べてみると衝撃的な事実が判明した。
それは、歩くのが速い人と遅い人では平均寿命に20年以上の差があるという事実だ。
(速い人のほうが、遅い人より長寿であるということである。)
このことからわかるのは、単に歩行という一つのアクションが寿命を決定しているわけではなく、日々の生活習慣の結果が歩行速度に紐づいているのだということだ。
長年、歩行がゆっくりだった僕は、確実に健康リスクの高い生活を送っていたことが明らかになったし、もう少し早く、それを知りたかった気持ちもある。
ただ、一つ言えることは、いつからでも自分の寿命は変えられるということだ。
ずっと不健康な生活を送り、歩行速度が遅かった僕でも、食事や運動に気を配ることで、無意識的に歩行速度があがり、以前の僕よりは少しだけ長生きできるようになっているだろう。
このようなシグナルは、気づかないだけでまだまだ身体からたくさん発現しているのだろう。些細な変化を見逃さず、丁寧に生活していきたい。