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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

自分を動機付けさせる為に必要な目標設定の方法について。

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自分を動機付けさせる為に必要な目標設定の方法について。

 

僕は毎日走っている。

 

その理由は、何度かの記事に分けて書いているが、直近の肥満解消という急務を抱えているためだ。

 

seiburo.hatenablog.com

 

seiburo.hatenablog.com

 

だが、昨日も走っていてふと考えてしまった。

 

「これは、肥満解消の為だけの習慣なのか?ある程度、問題が解消したらやめていいのか?」

 

なぜ、こんなことを思ったかというと、実は僕自身この肥満解消の走り込みというのを、数年に1回のスパンで繰り返しているからだ。

 

数週間~数か月実行し多少の成果が見えてきた時点でやめてしまう。

そして、またリバウンドしてしまう。こんなサイクルで回っている気がする。

 

肥満が解消しても、走り込みを継続していれば、リバウンドは発生せず、常に理想の体型が維持できるはずなのに、それができていないのだ。

 

その根底には、自分を動機付けさせる為に必要な目標設定がしっかりできていないことがあると思う。もう一度、「なぜ、自分は走るのか?」「なぜ、自分は肥満解消を望むのか?」「なぜ、過ちを繰り返ししまうのか?」という根本動機から考え直す必要があると感じた。

 

どこにゴールを置くかを考える

ゴールというのは、より大きいことを長期的に設定するほど、そこに付随する成果も大きいものになるというのが、僕の持論である。

 

安直な例だが、漫画ワンピースのルフィは、誰もが絶対にできないと思っている「海賊王になる」という壮大なゴールを掲げている。そして、その達成に向けては、航海を乗り切れるだけの船や頼もしい船友を見つけなければいけない。

 

つまり、壮大なゴール設定があるゆえ、そのプロセスの中で必然的にそれに見合う大きな成果を出す必要があるのだ。

 

これが、ルフィのゴールが単に「海賊になること」だったとしたら、船はサウザンドサニー号のような立派なものでなくてもいいし、仲間もゾロやサンジのような屈強なメンバーは集まらなかっただろう。

 

この例と比較すると、僕がいま毎日走る理由のゴールが「肥満解消」というものだけだとすると、それがいかにチープなゴール設定であるかどうかがわかる。

 

そして、もう一度、肥満解消の先にあるものはなんなのか?と自分に問いかけた時、出てきた答えは、「死ぬまで理想の体型を維持し、健康的な生活を送る」ということだ。

 

目標到達までのプロセスを考える

高く大きな目標を掲げるだけでは、物事は続かないと思う。

最終目標到達から逆算して中間目標を設定することが大切だ。

 

今回設定したゴールに対して、何を?いつまでに?を一覧化してみた。

 

ゴール:「死ぬまで理想の体型を維持し、健康的な生活を送る」

短期:肥満解消⇒1年以内

中期:シックスパッド達成⇒3年以内

長期:健康的体型の維持⇒以降継続

 

上記のように、時期と内容を明文化しておくことで、途中の道のりで目標を見失ってしまったり、迷子になってしまいそうになった時に、立ち返ることができる。

 

出来れば、このブログ以外にも普段使っている手帳やスマホのホーム画面など、常に自分の目に触れるところに残しておいてもいいかもしれない。

 

どのように実行していくか考える。

中間目標の設定ができたら、もう一段階、解像度を上げて具体的に実行プランを考える必要がある。

 

僕の場合は、自分の能力と実行して現れる成果のバランスを一定の経験則から考えて以下のような設定を考えた。

 

短期:ランニング×週2/3km、筋トレ×週7/1セット、16時間断食×毎日

中期:ランニング×週4/5km、筋トレ×週7/2セット、16時間断食×毎日

長期:ランニング×週7/10km、筋トレ×週7/3セット、16時間断食×毎日

 

ここまで具体的に落とし込むと、初めて日々のルーティンの中に組み込むことができる。会社に出社前にランニング、出社後に筋トレ、というフローを考えている。

 

まとめ

なぜ、自分が「死ぬまで理想の体型を維持し、健康的な生活を送る」という目標設定をしたのかについて少し触れたい。

 

僕が趣味で毎週通っているサウナ施設には、特に平日の昼間などはおじいちゃんがたくさんいる。全員、素っ裸なので非常によくわかるのだが、明らかに歩くのも辛そうなおじいちゃんもいれば、健康的でエネルギッシュなおじいちゃんもいる。

 

両者はおおよそ同じくらいの年齢に見受けられるのだが、やはり自分がその年齢になった時、どうありたいのか?と考えると、当然、元気で健康であり続けたいと思ったのだ。

 

自分の人生がこのまま続くと、もしかしたら働いて稼ぐことだけを考えた結果、老後にはお金はあるが使う体力がない。今回の目標設定は、そんな状況すら想像できてしまった自分への危機感の表れかもしれない。