プレゼンテーションにおける「場の空気」の重要性
仕事の中で、上司など特定少数の人にプレゼンを行う機会は少なくない。
しかし、ここ数日は不特定多数に向けて連日プレゼンを行うという仕事をしている。
その中で感じたことは、「場の空気」によって自分のコンディションが大きく左右されてしまうことだ。
つまり、よくうなづいて聞いてくれる人が多いなど、空気が良い時には、自然とプレゼンをしている僕自身も言葉がスムーズに出てきたり頭の回転もよくなるが、顔をしかめている人が多いなど、やや空気が悪い時には、僕の言葉もつまりがちでアドリブも空回りしてしまう。
全く同じ資料と台本を用意しているにも関わらず、ここまでの変化が出るということに、まずプレゼンテーションそのものの難しさと奥深さを感じた。
プレゼン資料の内容の論理性や合理性ももちろん大事だ。
しかし、それはあくまで準備フェーズでの話であり、本番の発表フェーズに移ったら、どれだけオーディエンスの気を惹くことができるか?が重要なのだと感じた。
だからこそ、プレゼンテーションのプロである講演家などは、最初のアイスブレイクや本題とは関係ない雑談というものを大事にするのだと改めて感じた。