声が大きい人にリソースを割かなければならない不平等
優しすぎる
日本人特有なのか?大企業特有なのか?または人間の特性なのか?
管理職層は、社内において自己主張が強く、声の大きな人間に振り回される傾向がある。
これについては、大きく2つの問題が隠れていると思う。
1つ目は、周囲との格差問題だ。
声が大きいことが決して正しいことではない。
小さい声をしっかりと集めていく方が、正しい答えには近づくように思う。
しかし、まずは大きな声の問題を解決することが、全体最適だと捉えてしまって、小さな声に十分に耳を傾けられないというのが、多くの人の課題だろう。
2つ目は、自分自身の問題だ。
人はどんなことであろうと、相談を受けてしまうと、ある種の責任感が働いて、自分がやらなくては、と感じてしまう側面があると思う。
相談内容が正当なものであればいいのだが、そうでないものに振り回されてしまうことは、全くのムダだとしかいいようがない。
この場面に直面したときに大切なことは、強い気持ちを持って自分の判断軸をしっかり持つことと、客観的かつ多面的に状況を捉えることだと思う。