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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

声が大きい人にリソースを割かなければならない不平等

声が大きい人にリソースを割かなければならない不平等

 

優しすぎる

 

日本人特有なのか?大企業特有なのか?または人間の特性なのか?

管理職層は、社内において自己主張が強く、声の大きな人間に振り回される傾向がある。

 

これについては、大きく2つの問題が隠れていると思う。

 

1つ目は、周囲との格差問題だ。

声が大きいことが決して正しいことではない。

小さい声をしっかりと集めていく方が、正しい答えには近づくように思う。

 

しかし、まずは大きな声の問題を解決することが、全体最適だと捉えてしまって、小さな声に十分に耳を傾けられないというのが、多くの人の課題だろう。

 

2つ目は、自分自身の問題だ。

人はどんなことであろうと、相談を受けてしまうと、ある種の責任感が働いて、自分がやらなくては、と感じてしまう側面があると思う。

 

相談内容が正当なものであればいいのだが、そうでないものに振り回されてしまうことは、全くのムダだとしかいいようがない。

 

この場面に直面したときに大切なことは、強い気持ちを持って自分の判断軸をしっかり持つことと、客観的かつ多面的に状況を捉えることだと思う。