接客サービスに求めるもの
ホテルや旅館、ブランド店など…
接客を介したサービス提供をする業種は多い。
正直、僕はコスパ重視で、接客などなくていいからその分、価格を安くしてほしい。
このような考え方をしていた。
しかし、様々な経験の中で、相応の金額を支払い、相応の接客サービスというものを受けると、その価値というものが少しずつだが、わかるようになってきた。
決して、自分をまつりたてられることが気持ちよいとかそのような感情ではなく、ささいな気遣いや心遣いに、なんとも言えない感情が湧くのだ。
そして、ここには落とし穴もあるように思えた。
それは、ある一定レベルのサービスを経験してしまうと、それ以下のサービスレベルというものが非常に気になってしまうという点だ。
もちろん、ホテルとコンビニを比べるつもりはない。
しかし、価格帯が近いホテルでこのような差が出ると気になってしまうということだ。
また、不特定の場所で絶対に間違いないサービスを受けたいとなると、価格はどんどん高額になってくる。
接客サービスというものに価格の上限がないことはこのようなところからきているのもしれない。
そんな高額を支払うことのできない自分ができることとしたら、サービスという面における自分のコンフォートな場所や人を見つけて、そこをリピートするということだろう。