【対マイクロマネジメント】指示が細かすぎる上司と仕事をしていく時に必要な考え方。
【対マイクロマネジメント】指示が細かすぎる上司と仕事をしていく時に必要な考え方。
こういう表現をすると「差別」と言われかねませんが、
「男性なのに、とても細かい人」っていますよね。
どうでもいいようなことをネチネチ、ずっと言ってくるようなタイプです。
僕も過去に「指示が細かすぎる上司」に当たってしまったことがあります。
比較的大雑把な性格の僕は、そんな上司と一緒に働くのにとても苦労をした思い出があります。
その中で感じた気をつけなければならないポイントと、その対処方法についてまとめてみました。
①方向性はズレていないか?
細かい上司の指示は、決まって「点」の話が中心です。
- 「売上資料データの3件目のデータを直してくれる?」
- 「プレゼン資料の2枚目の画像を差し替えてくれる?」
など…
かなり具体的でわかりやすいことは確かですが、
そこで見落としがちなのが、「そもそも、何の為に作業を頼まれているのか?」という部分です。
ゴールイメージを共有せずに、次々と詳細な指示ばかりを受けていると、
思考停止になってしまいます。
ともすると、
指示を受けた部分以外に重要な欠陥があった時に、
気付くことができなかったり…
最後の最後になって、上司の考えているゴールイメージと指示の上に出来上がった全体像に大きくギャップが生じてしまう…
などのリスクが考えられます。
どんなに具体的な指示であっても、
少し抽象度を上げて、
そもそも…
- 何を目指して
- 何のために
その作業が必要なのかという部分をすり合わせることが必要だと思っています。
②自分の時間が奪われていないか?
細かい上司の特徴として「何かあるとすぐに話しかけてくる」という特徴があると思っています。
例えば、
- ここに置いてあったペンがない!
- 昨日作ってもらったデータどこだっけ?
など、
心の声で済ませておいてくれればよいものを、
あえて、口に出して部下を巻き込もうとする性質があるように感じます。
さすがに、隣のデスクに座っていて無視するわけにもいきません。
僕は一度、上司のペンを一緒に探すのに、1時間も拘束されてしまった経験があります。
馬鹿らしいですよね…笑
このような事態を少しでも避ける為に、
以下のようなことを意識していました。
- 上司と勤務時間を少しズラす。
- 本気で集中したい時の別の場所を確保する。
- 集中しているオーラを全力で出す。
③何に不安を抱えているのか?
基本的に細かい上司は、心配性であるが故に、細かい。
という場合が多いように思います。
その時々によって、上司の心配の根源となっている部分はどこか?
というのを予測しておくことが、自分の仕事の時間をコントロールするために、
必要なことです。
僕の上司の場合は、「上司の上司」つまり部長。
僕のチームは、数名の部長が横断的に関わってくる部署にいたので、
そのなかでも、上司は特定の部長から降りてくる仕事に対して並々ならぬ情熱(そして恐怖心)を傾けていました。
なので、その特定の部長に関わる仕事が、
年間のどのタイミングで降りてくるのか。
どんな目的のミッションなのか。
を事前に把握しておくことが、最終的な自己防衛にもつながるアクションだと思い実行していました。
まとめ
・方向性はズレていないか?
⇒ゴールイメージの共有。
・自分の時間が奪われていないか?
⇒上司との時間と距離をとる。
・何に不安を抱えているのか?
⇒不安の根源を突き止める。
最後に
「細かい上司」からの指示に捕まるということは、底なし沼に落ちるようなものです。
仕事のスタンスとしては、沼にはまらない為にはどうするべきか、を考えながら、自分でコントロールできる時間をつくることが重要だと思います。