【二転三転】指示がコロコロ変わる気分屋な上司の特徴と向き合い方。
上司からの掌返し。
上司からの指示が180度変わってしまい、膨大な時間を費やして取り組んでいた業務が一瞬にして水泡に帰す。
サラリーマンとして組織で働いていれば、誰もが経験したことがあると思いますし、ある程度は割り切るべきことかもしれません。
しかし、これが毎週のように続くと、さすがに参ってしまいます。
過去の僕の上司の中には、本当に毎回言うことが違って、バタバタと指示に振り回される日々を送った一年がありました。
この記事では、その経験から学んだことについて対処法も含めて語っていきたいと思います。
指示がコロコロ変わる上司の特徴
- 何事も安請け合いする。
- リスクの確認をしない。
- 新しいことや面白いことが好き。
僕の上司の場合は、上記のような特徴がありました。
第一印象は、クリエイティブやアクティブという印象を持っていました。
しかし、実際のところ最終的には、部長や他部署からの些細な一言で簡単に意志を変えてしまうという「弱さ」を持っていました。
指示がコロコロ変わる上司との向き合い方。
1.変更が生じることを前提に動く。
上司を信用していない訳ではありませんが、初めからある程度の変更の幅を想定しておくことが大切です。
そうしておくことで、自分の仕事が無駄になってしまうリスクを避けることができます。
「時間をかけて準備したものが結局ムダな仕事だった」という絶望感は精神的にもかなりダメージを受けます。
「どうせ、また違う方向からの指示がくるだろうな」と心にゆとりを持っていることで、急な指示の変更に対しても動じることなく、受け止めることができます。
2.上司に確認すべきことを固める。
自分がどこまでの動きをするべきか?というのは、上司の指示の「固まり具合」によっても変わってくると思っています。
僕の場合は、指示の「固まり具合」を認識する為に、以下のようなことを確認していました。
・目的は何か?
⇒その目的を達成できる代替えの手段はないか?
・どんなリソースが必要か?
⇒必要な経費・時間・人員はどの程度か?
・どんなリスクがあるか?
⇒法律や社内ルールに抵触していないか?
⇒他部署とのハレーションは発生しないか?
・いつまでにやるのか?
⇒どのくらいの期間で目的が達成できるのか?
指示が曖昧なものほど変更リスクは上がります。
指示が具体的で変更リスクが低いものから、潰していくということを意識していました。
3.指示を鵜呑みにしない
上司から確認できた内容が100%正しいと考えるのは危険だと思います。
- 法律や社内制度の内容は最新のものか?
- 他部署との共通認識は確実に出来ているか?
など
上司から言われたことが本当に正しいのか?を自分の目でも確認することが、大切なことだと思っています。
なぜなら、あとからこの手の認識の誤りは、後から簡単に「部下の確認不足」にすり替えられてしまいがちだからです。
常に疑うことを忘れてはいけません。
まとめ
現在では自分自身もマネジャーの立場ですが、会社の方向性や役員の一言の発言で、部下に対する仕事の指示が大きく変わってしまうことの難しさを実感しています。
その中で、どれだけ一貫した目標設定や仕事の指示ができるかは、どれだけ自分のやろうとしていることが正しいかを「疑えるか?」にかかっていると思います。
言うことがコロコロ変わる上司を反面教師にしながら、自分も常に意識してかなければいけないですね。