【自炊生活】30代サラリーマンが料理を始めて気づいた3つのこと。
コロナウィルスの影響で外出機会が極端に減ったことで、
生活の中で最も変わったことは、自分で料理を作るようになったことです。
学生時代は、コンビニでアルバイトをしていたこともあり、
ほぼ毎日廃棄のコンビニ弁当にありつくという、
不摂生極まりない食生活を送っていました。
また、社会人になってからも基本は外食で、
毎日の食費に3,000円くらいかけていました。
元々、このような食生活には罪悪感を感じていました。
不健康だし、お金も使いすぎていると。
しかし、仕事での疲労や調理の面倒くささを言い訳にして、
ダラダラと続けてしまっていたワケです。
それがコロナをきっかけとして、外出を控えるようになったことと、
仕事のリモート化などにより時間の余裕が生まれたことで、
長年できていなかった「自炊」へのチャレンジの機会が生まれたのです。
そして、自分で料理をするという習慣が身に付いたことで、
気付いた点についてこの記事でまとめてみたいと思います。
1.無駄にしないことを考える楽しさ
僕は過去にも何度か「自炊」に挑戦しましたが、
挫折してしまった経験があります。
その最も大きな要因が、食材を使いきることができず、腐らせてしまった。
というものです。
カビで真っ黒になった食材を廃棄するのは、実際の金銭的損失以上に、
「せっかくの食べ物を粗末にしてしまった」という精神的ダメージがあります。
このような罪悪感を感じるにも関わらず、
何度もそれを繰り返してしまったことが挫折の要因です。
まず、料理を始めるにあたってそれが僕の一番の課題でした。
なので、ついつい考えがちな「美味しいものをつくろう」とか「新しいレシピに挑戦しよう」ということは二の次にして、「とにかく食材を無駄にしない」ということを第一目標に置きました。
その為に実行したことは、まずレシピから考えるのではなく、
買った食材に応じてレシピを考えるという発想でした。
どうしても、レシピから考えてしまうと、
余った食材に対して思考停止してしまいます。
すると、これまでと同じ轍を踏むことになります。
だから、料理初心者の僕はとりあえずベースとなる基本的な肉、野菜、調味料などを揃え、その組み合わせの中からできる料理だけをつくるという方法を取りました。
幸い、料理のレシピというのは、使わなくてはいけない食材のキーワードをグーグル検索すれば無限にヒットします。
その中には、自分が予想もしていなかった料理レシピとの出会いもあり、
それはそれで楽しさを見出すことができました。
このように、買い物を終えたタイミングで、
献立をつくってしまうという方法で、第一関門である「食材を無駄にしない」という課題をクリアすることができました。
2.冷凍保存の便利さ
驚かれるかもしれませんが、これまでほとんど料理をしてこなかった僕は、
冷凍食品以外の食材も冷凍保存できるということを知りませんでした。
YouTubeの料理チャンネルなどで、
ジップロックに冷凍保存でまとめられている食材を見て、かなり驚愕しました。
それを知ったことで、これまで躊躇していた「大量買い」にもチャレンジすることができました。
コストコなどで、大量の買い出しを行い、
レシピを決め、それぞれ必要な分量を切り分けた上で冷凍保存する。
この作業を行うと、その後の調理もスムーズ進むことがわかりましたし、
もちろんレシピを決めた上で、保存することで、一生冷凍庫の中で食材が冬眠してしまうということも無くなります。
一点だけ、不満な点としては、
冷凍庫がパンク寸前なってしまうということだけです。
冷蔵庫も冷凍室が広めのタイプの購入を検討しなければいけないかもしれません。
3.作り置きのコスパの良さ
計画してレシピを作っても多く作りすぎて食べきれない場合や、
レシピの最低量がそもそも1食分を想定されていない料理などもあります。
これも初めての経験なのですが、
そうした場合、タッパーに入れて、翌日会社にお弁当として持っていく。
というアプローチが生まれました。
毎回、昼食でも1,000円以上使っていた僕からすると、
これは相当なコスパの良さです。
今では、翌日の昼食のお弁当分まで考慮した上で、
前の日の夕食の準備をするという計算もできるようになりました。
まとめ
恐らく日頃から家庭で食事を作っている主婦の方からすると、
これらは至極当たり前のことなのだろうと思います。
今更、僕がブログで語る程の内容でもないことは承知しています。
しかし、そんな誰かにとって当たり前のことでも、
実際にやらないと知ることができない知識や発見がたくさんある。
ということを僕は自炊を通して学ぶことができました。
まだまだ、知らないことはたくさんあるんだと。
やってみることで学ぶ大切さを改めて知ることができました。