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【大学受験】半年で偏差値30から65まで伸ばした僕が実践した受験勉強のノウハウをブログ運営に当てはめて考えてみる。

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【大学受験】半年で偏差値30から65まで伸ばした僕が実践した受験勉強のノウハウをブログ運営に当てはめて考えてみる。 

偏差値30。

 

これは、僕が高校三年生の夏の偏差値です。

 

それまでは勉強なんてそっちのけで部活動に取り組んでいて、授業はほぼ睡眠時間。

家に帰っても、部活の疲れで即寝。という日々を送っていました。

文武両道など器用なことはできない僕の成績は学校の中でも底辺クラスでした。

 

しかし、大学のブランドに対しては並々ならぬ熱意があり、そして自分ならやり切れるという根拠なき自信がありました。

 

結果的に、半年で偏差値を65まで上げることができ、第一志望だった早慶クラスの大学には不合格だったものの、第二希望だったMARCHクラスのある大学に合格することができました。

 

今回の記事では、僕が実践した受験勉強のノウハウと、そこで得られた普遍的な学びをブログ運営を具体例にどうやって他の物事に転用すべきかということについて触れたいと思います。

受験勉強で得られた3つの普遍的な学び。   

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1.計画性

受験本番まで半年になってから本格的に勉強をスタートさせた僕が、最も重要視したのは計画性です。

 

つまり、どんなステップを踏めば、限られた時間の中で目標に近づくことができるか。

ということです。

 

その為にしたことは、適切な中間目標を設置することです。

 

横軸に月、縦軸に教科を取ったマトリクスを作成して、それぞれの月の模試で達成すべき偏差値を入れてきました。

最後の模試の偏差値を70に設定していたので、月ごとの伸び率もかなり高めのハードな設定になっていたと記憶しています。

 

また、教科ごとにもひと月あたりにマスターすべき項目までブレークダウンして決めてしまうことで、やることが明確になりました。

 

2.情報収集

計画性に付随する話ですが情報収集の面では、参考書選びに最も注力しました。

 

・1冊に情報が網羅されているか。

・自分の志望校の出題傾向とあっているか。

・自分にとって使いやすいか。

 

こんなことを意識して1教科あたりの参考書は最も多くても3冊。

厳選したものだけ選んで、徹底的にそれをマスターするということを心がけました。

 

ちなみに、当時一番役に立っていたのは、2chの「受験勉強板」です。

今では、SNSでたくさんの情報が手に入りますが、当時は2chだけが受験に関するマニアックな情報を得られる場でした。

 

3.モチベーション維持

最後はモチベーションだけだと思います。

 

受験勉強を開始してからは、モチベーションを阻害する要因をなくすために、本気で勉強以外の情報をすべてシャットアウトしました。

 

僕はかなり「他人に流されやすい」性質なので、他人から余計な影響を受けて勉強に集中できないという状況を避けたいという気持ちがありました。

 

だから、できれば学校も行きたくなかったのですが、もちろん塾にも通っていませんでした。

 

  • 学校の休み時間もひたすら勉強。
  • 学校が終わったら閉館時間まで図書館で勉強。
  • 家に帰ったらその日の目標が達成できるまで勉強。

 

当時クラスのメンバーはそこまで受験への意識は高くなかったので、僕はかなり孤立した存在だったと思います。

しかし、孤立しているからこそ高まるモチベーションもあると感じています。

 

ブログ運営に当てはめて考えてみる。

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1.計画性

受験勉強と違い明確なゴールと言えるものがない分、ゴールイメージを作るところから始める必要があると思います。

 

僕の場合は、「定年を迎えても自由に働くことができる思考の引き出しをつくる。」という長期的な目標を立てています。

 

将来、自分のブログでのアウトプットによって誰かの役に立てられれば良いな。と思っています。

 

個人的に目標は短期よりも長期のものの方がよいと思っています。

 

なぜなら、例えば「1か月で〇〇円稼ぐ」というようなものにしてしまうと、それが達成できなかった時点で試合終了です。

 

一方、それが長期的な目標の一部だとしたら、気持ち的にも受け入れやすく、軌道修正にしやすいです。

 

つまり、100m走で転んでしまうのと、45.195kmのフルマラソンで転んでしまうのと、では同じ転倒でも全く意味が異なってくるというのと似ていると思います。

 

2.情報収集

受験勉強をしている頃は、2chを使っていましたが、

現在のブログを運営する上での情報収集にはSNSを使っています。

 

SNSにはブログに関するノウハウが無限に転がっていますが、

そのような状況においては、自分にとって有益な情報を選別することが何より重要なことだと思っています。

 

つまり、量を追いかけるのではなく、質を追うという考え方です。

 

質の高い情報を判断する為に、いくつかの基準を設けています。

  • ノウハウだけでなく、実際のコンテンツが公開されているか?
  • 一定数のフォロワーはいるか?
  • 自分にとって再現性のある情報か?

 

これらの条件を満たすものを中心に情報を取り入れるようにしています。

代表的なものだと、マナブさんの「manablog」は非常に参考にしています。

 

3.モチベーション維持

リアルで関わる人にブログ運営の話は一切しないようにしています。

それは、やはりブログに集中するために余計なノイズを入れないようにするためです。

 

そして、一日の生活中で必ずブログに集中する時間を確保して体に覚えこませることで、モチベーションを維持しています。

 

また、ブログに対して情熱を持っている人のブログを閲覧することも、とても励みになります。

 

ただ、やはりモチベーション維持で大切なことは、集中できる心理状態、環境、時間を確保することに全力を尽くすことだと思います。

 

結論

今回の記事で紹介したことはあくまでも「僕の場合は…」という一例にすぎません。

人によって前提条件は全く異なりますし、一つのやり方が絶対的に正しいということもないと思っています。

 

しかし、一つ言えることは、成功体験がパターン化できる。

ということです。

 

僕のごくごく平凡な人生における成功体験とは、小さなことですが受験勉強における劇的な偏差値UPという出来事です。

 

そして、自分で考えて実際に行動した経験は、他の物事に応用できるパターンの獲得ができる。という応用可能なスキルとして身に付きます。

 

いつまでも、過去の成功体験にしがみつくことは間違っていると思いますが、自分の型ができることでチャレンジの継続率や成功率は飛躍的に高まると思っています。

 

ブログではまだまだ何の実績も残せていませんが、長い人生の日々の習慣としてコツコツと続けていきたいです。