限界への挑戦で学んだ「自己成長の法則」について。
2000~3000文字
これは、僕の通常のブログ1記事の文字数だ。
ブログにおいて重要なのは、決して文字数だけではないことはわかっているが、「読者に自分の意図を理解してもらう為に必要最低限な情報量」として意識している。
ところが、昨日UPしたこちらの記事はついつい熱が入ってしまい、このブログにおいてはほぼ初めて4000文字という分量の記事を執筆した。
通常の倍の文字数を執筆するということは、その分の体験やリサーチ、思考力が必要になる。そして、書き終えた後には、長距離マラソンを走り切った後のような達成感を得ることができた。
また、それにとどまらず、通常の2000~3000文字というアウトプットが、そこまで大変なものには思えなくなるという不思議な感覚も得られた。
この感覚は、「忘れてはいけないすごく大切なもの」だと感じた。
同時に、過去に仕事においても同じような感覚が得られたことをふと思い出した。
自分の記憶が新鮮なうちに、それらの共通項を洗い出すことで、「自己成長の法則」を導く為、記事にまとめることにした。
仕事における限界への挑戦で得られたもの
仕事というのは未知との遭遇の宝庫だと思う。
- 全く知らない業界の取引先との仕事
- 経験したことのないスケールの仕事
- 自分とは異なる立場や役職の人との仕事
何年間、同じ会社で働いていても、自分の知らないことは山のようにある。
一方、サラリーマンの仕事というのは、自分が最低限果たすべき限られた役割や仕事というのは、半年~1年もすればこなせるようになる。最低限の仕事をこなす効率を最大限まで高めることで、自分に余裕を持たせることもできる。
実際、僕自身もある程度仕事に慣れた年次のころ、そのように言われたことだけを効率行い、さっさと定時退社をする日々を送っていた時期がある。しかし、そのような日々は非常に平坦で、何の面白みもなくあっという間に過ぎていった。
そこで改めて大切だと思ったスタンスは、自分の枠に留まろうとしないことだ。
「自分に与えられた枠をはみ出す」=「キャパシティの限界に挑む」ことで、全くの未知の人や経験に出会うことができた。
その未知の人の出会いや経験がもたらしてくれたことは、「思考すること」にほかならない。
なぜなら、そこでの仕事は身体で覚えていることは何一つ存在せず、すべては頭で考えて処理していかなければいけないからだ。
その繰り返しによって…
- 全く新しい仕事を素早く網羅的・構造的に理解すること
- 自分の持っているものとの掛け合わせで新しい提案を考えること
などの訓練につながっていると実感している。
僕の考える「自己成長の法則」
- 過去に自分が経験したことがないことに挑んでいるかどうか。
- それが自分にとって難易度が適切(高すぎず・低すぎない)かどうか。
- 解決の為に十分な思考をしているかどうか。
この3つのポイントを押さえながら、このサイクルを回していくことが、「自己成長」への最短距離であると思っている。
また、注意点としては、なんでもかんでも無茶をすれば良いというものではないということだ。
僕の言う「限界への挑戦」とは、「新卒1年目がいきなり起業をする」といった突飛なものではなくて、あくまで既存の自分がいる延長線での挑戦である。
今の自分に「できること」と「できないこと」の境界線を見極め、その境界線からチャレンジをしていけばいい。
その繰り返しが、自分の世界を広げてくれるのだと思う。
そして、今日もまた一つ、何か少しの挑戦が自分の世界を広げてくれるだろう。