4年間のブロガー活動を通して「ブログを書く目的」の変遷を振り返ってみた。
これまで、ブログを通して、ビジネスやマネジメントというジャンルを軸に、様々な記事を書いてきた。
その過程を振り返ると、書く内容も少しずつ変化していることに気づいた。
それに気づいたきっかけは、ほんの数日前だ。
元々、ブログというのは、僕にとってノルマというか、書かなくてはいけないもの、という半ば強制的な認識があった。
しかし、つい最近、個人的にショッキングな出来事があった時、ブログを書くことで救われた自分がいたことに気づいた。(出来事の詳細は、下記リンクに譲る。)
その気づきから得られたことは、自分にとって「ブログを書く」という目的が、記事を重ねる度に変化しているということだ。
今回の記事では、この変化について、3つのタームに分けて整理してまとめてみたいと思う。
「ブログを書く目的」の3つの変遷
第1ターム:小遣い稼ぎ
ブログを開始した当初の最も大きな目的は、「小遣い稼ぎ」だった。
どんな記事であれば、アクセスが増えるか?検索上位に引っかかるか?そんなことを主眼に置きながら、ただ作業的に記事を量産する日々を送っていたように思う。
アドセンスの申請に合格した時や、初めてアフィリエイトで成果報酬を得た時は、ゲームをクリアした時のようなそれなりの喜びや達成感があった。
しかし、それと同時に「ブログで稼ぐ」という難しさも痛感した。
つまり、ブログを通して自分の達成したい目標額に到達するには、投下しなければいけない労力やリソースと、自分が本業の仕事をしながら、それでいて趣味も楽しみながら、割くことができるリソースとのバランスが明らかに合わないということに気づいてしまったのだ。
第2ターム:やりたいこと探し
ブログが思ったよりも稼げないと分かった後も、ブログをやめようという気持ちにはならなかった。
その理由は、曲がりなりにも「書く」という習慣が、多少のお金になるということ以上の可能性を秘めていることに気づいたからだ。
様々な記事を書くことを通して、明らかに自分の興味や関心の幅が広がっていくことがわかった。
今では、自分にとって日々の習慣にまで落とし込まれている趣味である、「サウナ」や「ウィスキー」、「時計」も、振り返ると書評ブログを書くために読んだ本がきっかけだったりするのだ。
そのような新しい自分の興味・関心分野を見つけてのめり込むことができることは、金銭を得ることの財産だと思っている。
第3ターム:自己成長
ブログを通して仕事や趣味に関する行動が広がるという効能が得られた。
その行動によって、得られる感情や感覚は無限大だ。
楽しさ、嬉しさ、悲しみ、くやしさ…
しかし、一方で、これらは無意識のうちに一瞬にして消えてしまうか、言語化されないまま記憶のどこか片隅に留まり続ける。
それらの感情、感覚をブログに言語化して書き残すということは、その行動経験を次に生かすスキルとして再生産する行為なのだと思う。
この経験を言語化して、他の事象に転用して活かすというサイクルの繰り返しこそ、自己成長にほかならない。
ビジネスをしていて尊敬できるような人や凄いと思う人は、皆すべからくこのサイクルを回していると感じる。もちろん、人によってやり方は異なるが、僕の場合はブログが最も性に合っている手段だと思っている。
まとめ
ここまでの変遷をまとめてみて思うことは、決して現状がゴールではないということも認識しなければならないということだ。
これから、さらに様々な経験や記事を重ねることで、新たな目的が生まれることもあるかもしれない。
しかし、1つ言えることは、書き続けることには何かしらの意味があるということだ。
これからも、ブログを通して様々な発見をしていきたい。