僕にとってのブログの優先順位について。
僕にとってのブログの優先順位について。
最もブログ更新を頑張っていた時期は、週5回の更新をしていた。
日々、ブログに何を書こうか?と想いを巡らせて、朝の5時起きてパソコンに向かっていた。
それが、現在は月1回の更新ペースだ。
日常の中でブログのことを考える機会は少なく、朝も遅く起きてゆっくりとした時間を過ごす。今月も月末に差し掛かり、この記事でなんとか1記事更新ができそうだ。
しかし、その事実に対して僕は、過去の自分が勤勉で偉い人間で、今の自分は怠惰でどうしようもない人間などとは、一切思っていない。
ただ、ブログという営みに対する自分にとっての優先順位が変わっただけだと思っている。
では、その優先順位というのは、どのような要因で入れ替わったのか?また、僕はブログの優先順位をどう捉えているのか?という点について、掘り下げて考えてみたい。
優先順位の変動要因
そもそも僕がブログを始めた理由は、自分の「思考力」の足りなさに絶望したことがきっかけだった。「思考力」とは、様々な捉え方をすることができるが、僕がここで伝えたいそれとは、「物事を整理・分類して考える力」や「物事を構造的に捉える力」「筋道を立てて考える力」といったものだ。当時の僕には、この力が圧倒的に欠けていた。
これは、日々の仕事や生活の中で多少感じていた部分ではあったのだが、社内の昇格選考において、この部分が著しい減点をもらったことで、自分の課題としてさらに明確になったのだ。
僕の「思考力」が低い原因は、環境的な要因も含めていくつか考えられた。
・仕事は考えなくても回るルーティンワークが中心
・内向的ゆえに固定化されたコミュニティが活動の中心
ただ、上記のようなことは、すぐに変えることは難しかった。
異動か転職でもしない限り仕事を変えることは難しいし、またすぐに外交的な性格になって様々なコミュニティに触れるということもできなかった。
しかし、仕事以外の時間を使い、かつ自分ひとりでも、すぐに「考える習慣」を実践できると感じたのが、ブログだった。
このブログというのは、僕にとって比較的相性が良かったようで、更新をしていくほどに、「思考力」の向上の実感をすることができ、それがのめり込む要因にもなっていた。
今でも、この判断が間違っていなかったと思っていて、3年間で約400の記事を書いてきたことで、当時僕が求めていた「思考力の習得」という部分には大きく貢献していると感じている。また、実際の成果としては、昇格という壁もクリアすることができた。
つまり、僕の生活における優先順位の変動要因とは、その時々において、自分が抱えている「欠落感」や「課題」を埋めてくれるものなのだと思う。
現在のブログの優先順位は?
ここまで説明してきた論理でいくと、現在の僕にとってのブログの優先順位は下がっていることに対して自分でも多少納得がいく。
なぜなら、今の僕にとって最も大きな課題感は、「想像力」にシフトしているからだ。決して、「思考力」がもう十分なレベルに達しているとは思っていない。
しかし、ブログという活動を通して、一定レべルまでその力が押し上げられたことで、次の課題が出現してきたというイメージだ。
そして、この「想像力」を埋めていく為の手段としては、ブログも悪くはないのだが、やはり、リアルな場面における実践が有効だと思っている。
なので、今はリアルなコミュニケーションや体験に時間というリソースを割くことを意識的に行っている。
ただ、繰り返しになるが、このような現状があるのは、ブログを地道に継続した期間があるからであり、また、今後もブログを辞めるつもりは一切ない。
その時々のなりたい自分の姿に向かって、これからもブログとは上手に付き合っていきたいと思っている。