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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

お尻に火がつかないとやる気が出ないことの共通点について。

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お尻に火がつかないとやる気が出ないことの共通点について。

 

「大切なのはわかってるのに、どうしてもやる気になれない」

 

そんな物事って誰でもあると思う。

僕にとって、直近の問題は肥満だ。

 

昨年末から少しずつお腹の出具合が気になりはじめて、筋トレの実行を誓った。

しかし、僕は短期で筋トレによる目に見える成果が得られなかったことや、元来の運動嫌いのおかげで、全く続けることができなかった。それでも、年内は見た目や体重にそこまで大きな変化は出ておらず、状況を静観していた。

 

だが、年が明けとともに僕の腹はスーツの上からでもくっきりとわかるくらいに膨れ上がり、体重もこれまでキープしていた大台を超えてしまった。そして、周囲からも「最近ちょっとふくよかになりましたね」なんて言われてしまう始末だ。

 

そこで、ようやく僕のダイエットの意識にお尻に火がついた。

 

このダイエットに限らず、僕にはお尻に火がつかないとやる気が出ないものがあり、そこにはいくつかの共通点があると思った。

 

その共通点を明らかにすることで弱点の克服ができるのではないかと思い、この記事を書いている。その共通点とは、主に以下の2つだ。

 

締め切りがあるもの

事務手続きの申請や招待状の返事、支払いなどの締め切りがあるものだ。

このようなものは、本来やってしまえばすぐに終わるものだ。

 

しかし、余裕を持った締め切りが設定されていることで、どうしてもそこに甘えてしまう側面がある。そして、いつも締め切りギリギリになって思い出し、大慌てでとりかかる羽目になってしまうのが通例だ。

 

自分の周りの仕事ができる人というのは、このような「優先度は低いが、緊急度が高いもの」については、提示された瞬間、すぐに対応するというのが、デフォルトのように感じる。

 

その為には、常に自分のキャパシティに多少の余力を残しておくということが、必要なのかもしれない。

 

変化に気づきにくいもの

今回のダイエットや散髪や歯の衛生管理など、多少放置していても何の変化も感じないが、それが積み重なることによって、手に負えない事態に陥ってしまうものに対して意識が向きにくいという部分がある。

 

これらはどちらかと言えば見た目の部分である。僕の場合、自分に対しての関心事として見た目の変化よりは、中身の変化に意識が向きやすいのでないかと思う。つまり、心の状態であったり、思考の状態に対しての変化に対して、敏感に意識を研ぎ澄ませている傾向があるのである。

 

そのようなタイプになったのは、これまでの自分の人生において見た目の容姿よりも考え方や行動で評価される経験が多かったことが起因しているのだと思う。

 

若い10~20代の頃は多少、容姿に関してサボっていても「ダサく」みられるくらいなものだったと思う。しかし、これからは特に肥満などを放置することは、健康に直結し、ひいては自分の寿命を縮めることにつながりかねない。

 

人からどう思われるか?という表層的な話ではなく、自分が充実した人生を送る為に何をしないといけないのか?という本質的な視点に立って、日々の小さな変化には向き合わなくてはいけないと思う。

 

まとめ

ここまで自分を振り返ってみてギリギリまで行動が起こせないものというのは、総じて自分の中での優先順位が低いということが言える。

 

もちろん、本当に優先順位が低いものであれば、その場ですぐ終わらせてしまうか、そのまま切り捨ててしまえばいい。

 

しかし、行動を起こせないものの半数以上は、優先順位を上げて取り組む必要があるべきものだと思う。

 

必要なのは、なぜそれをやる必要があるのか?というマインドセットを変えることに尽きるのかもしれない。

 

冒頭に例に出したダイエットについても、「周囲からの目線が気になるから」という理由だけでは、なかなか自分が動く動機にならない。しかし、「長期的に充実した人生を送るのに必要な健康の為」という目的にマインドを変えることで、自分の中での優先順位は大幅にあがるのだと思う。

 

そのように、自分ができていないが、やらなければいいけないと思っているものの棚卸をすることは、誰の為でもなく自分の為に必要なことだと思う。