【積極的消費】身銭を切ることの重要性
お金は積極的に使うべき
これは、決して何でもかんでも無駄遣いをしてよいという「浪費」と呼ばれる話ではない。
自分が「学びたい」とか、「大切に使っていきたい」と想いがあるのならば、そこをケチってはいけないということだ。
僕の経験上、その考えにいった理由は大きく2つある。
1つ目は、定着率の観点だ。
本にせよ、映画にせよ、いまは多くのコンテンツが無料や定額で大量に提供されている。
しかし、気軽に見ることができるものほど、印象にも残りづらい。
しかし、自分がわざわざ身銭を切ったコンテンツに関しては、せっかくお金を払ったのだから、その分までしっかり学びとったり、楽しみ切ろうという気持ちが生まれる。
この熱量の差は、後々の自分に対する定着率で考えると非常に大きい。
2つ目は、コストパフォーマンスの観点だ。
靴や時計など、1点が数千円で購入できるものから数十~数百万する高額なものまで存在するアイテムがある。
僕は、このようなものはより高額なものを意識して購入するようにしている。
それは、安いものを何度も買い替えよりも、高額でも一つのものを修理やメンテナスをしながら大切に使う方が、結局は安く済むからだ。
しかも、安いだけでなく、使っている時の満足感も全く違う。
また、今後の物価上昇を考えると、高雅で良いものほど、自分が価値を考えるのなら、いまのうちに購入しておくべきだろう。
最後に、お金は持っていれば幸せなものではない、あくまで人生を豊かにする手段である。
それを念頭に置いた上で、自分にとってはどのような使い方が最も幸せにつながるのか?ということを考えることが重要だろう。