五感と記憶術について
- 耳で聞いて覚える
- 目で見て覚える
- 鼻で嗅いで覚える
- 手で触れて覚える
- 口で食べて覚える
人の記憶というのは、様々な触覚と相互に結びついて形成されると言われている。
また、人によって優位な順番やその掛け合わせは異なるとも言われている。
そして、最近、僕が自分で自覚するようになった記憶術がある。
それは、聴覚×視覚の掛け合わせだ。
以前は、書籍を中心とした視覚だけに頼った勉強の仕方をしていた。
しかし、自分としては、その方法での記憶の定着に不十分さを感じていた。
そこで、思考錯誤の中で、音声学習というものを取り入れてみたところ、これが比較的に記憶に残りやすいということに気づいた。
この事象について、もう少し深く洞察してみた時に気づいたことは、音声で聞いた内容を思い出す時に、同時にそれを聞いていた情景も一緒に思い出されるのだ。
そして、その情景というのは、より特殊である方が、音声とセットで記憶に残りやすいこともわかった。
この「情景の特殊さ」というのは、自然の豊かさや趣または洗練が感じられる、そんな場所だ。
この発見をしてからは、何かを集中的に記憶したいと思ったら、家の中で机に向かうのではなく、積極的に外に出るようになった。
他にも自分にあった記憶術というものは無数に存在すると思う。
日頃から五感と記憶の関連を意識してみたい。