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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

休みの日も仕事をしてしまう管理職が損している3つのコト

休みの日も仕事をしてしまう管理職が損している3つのコト

 

管理職は忙しい

 

まともに仕事をしていたら、永遠に仕事は終わらない。

だからこそ、最も大切なことはセルフマネジメントであると思う。

自分の状態を正しく判断して、何に集中し、何を捨てるかを考えることが重要だ。

 

しかし、責任感が強い人ほど、自分ではなく、周囲のことばかりを見てしまい、結果的に自分だけを犠牲にして、仕事に邁進してしまう傾向があるように思う。

 

その典型的なタイプが、休みも返上で常に仕事をしてしまう管理職だ。

これは、絶対的に良くないことだと思っている。

僕がそのように思う理由は、以下の3つの点からである。

 

1.部下が育たない

管理職である上司が常に仕事をしているということは、部下にとっては常に頼りにできる人がいる状態をつくってしまう。そのことで、部下たちは自ら考えて行動するということを放棄してしまう。いつまで経っても、成長しない部下を持つ管理職の仕事は減ることはない。

 

2.同僚から都合よく使われてしまう

常に仕事をしていてコンタクトがとれる状態というのは、同僚からすると非常にありがたいな存在だ。休みの日でも電話に出てくれたり、対応をしてくれるという認識を周囲に与えてしまうことは、頼りにされる存在にはなれるかもしれないが、その代償としてあらゆる仕事が舞い込んでくるリスクはあまりに大きい。

 

3.上司からの評価は下がる

ビジネスマンの仕事において、最も優先順位の高い業務は上司からの指示事項だろう。しかし、休みの日も仕事もしてしまうような人は、所定の出勤日のうちに自分の指示をやりきれなかったという見られ方をするだろう。結果、休みの日も頑張っているということが裏目に出てしまうだろう。

 

このような、管理職が仕事をしすぎることは、百害あって一利なしと言える。

もちろん、会社や立場、役職によっては踏ん張りどころというものはある。

そこの見極めを忘れてはいけないが、まずは自分の状態を正しく見るということをまずは大切にしてほしいと思う。