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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

「欲をかく」ことはデメリットしかないと思う話

「欲をかく」ことはデメリットしかないと思う話

 

人には様々な欲求がある。

 

僕自身も、時として様々な欲に突き動かされて行動をしてきたこともある。

しかし、振り返ってみると、それによって最終的に良い結果になったことは、一度もない。

 

  • 金銭的な欲をかき、働き過ぎた時には精神を病んだ。
  • 食欲をかき、食べ過ぎた時は腹を壊した。
  • サウナ欲をかき、サウナに入りすぎた時も体調を崩した。

 

このように、ある特定のものに欲をかくことは、人を盲目的にさせる。

その結果一時的な快楽は得られるかもしれない、しかし、それはほんの一瞬で、そのあとは反動のように苦痛が待っている。

 

たまに、努力や成功を後押しするのは、「欲」が原動力であるという人がいる。

 

すごく金持ちになりたいからとか、モテたいから頑張るという類のものである。

しかし、これも努力の過程で一定量の「欲」が満たされることで、頑張る意味を見失ってしまう典型例だと思っている。

 

シンプルに「欲」が無限に続き、その為に努力を続け、社会的に成功をしている人を、僕は見たことがない。

 

では、大切にすべきことは、何なのか?

すこし臭いかもしれないが、それは「夢」や「志」といったものだと思う。

 

両者の違いについて、僕はこう思う。

 

「欲」は自分の内面で完結するものだが、「夢」や「志」というのは他者を巻き込み完結するもの。

 

つまり、最終的に自分の為か人の為か。ということ違いだ。

逆説的だが、自分の為に生きる人よりも、他人の為に生きる人の方が、幸せに近いのかもしれない。