「欲をかく」ことはデメリットしかないと思う話
「欲をかく」ことはデメリットしかないと思う話
人には様々な欲求がある。
僕自身も、時として様々な欲に突き動かされて行動をしてきたこともある。
しかし、振り返ってみると、それによって最終的に良い結果になったことは、一度もない。
- 金銭的な欲をかき、働き過ぎた時には精神を病んだ。
- 食欲をかき、食べ過ぎた時は腹を壊した。
- サウナ欲をかき、サウナに入りすぎた時も体調を崩した。
このように、ある特定のものに欲をかくことは、人を盲目的にさせる。
その結果一時的な快楽は得られるかもしれない、しかし、それはほんの一瞬で、そのあとは反動のように苦痛が待っている。
たまに、努力や成功を後押しするのは、「欲」が原動力であるという人がいる。
すごく金持ちになりたいからとか、モテたいから頑張るという類のものである。
しかし、これも努力の過程で一定量の「欲」が満たされることで、頑張る意味を見失ってしまう典型例だと思っている。
シンプルに「欲」が無限に続き、その為に努力を続け、社会的に成功をしている人を、僕は見たことがない。
では、大切にすべきことは、何なのか?
すこし臭いかもしれないが、それは「夢」や「志」といったものだと思う。
両者の違いについて、僕はこう思う。
「欲」は自分の内面で完結するものだが、「夢」や「志」というのは他者を巻き込み完結するもの。
つまり、最終的に自分の為か人の為か。ということ違いだ。
逆説的だが、自分の為に生きる人よりも、他人の為に生きる人の方が、幸せに近いのかもしれない。