部下との1on1MTGで話すことがなくなった時の対処法
マネジメントを行う上で、最も大切なのはコミュニケーションだと思っている。
その中でも、特に行うべきは。1対複数ではなく、1対1のコミュニケーションである。
なぜなら、人の本音というのは、1対1でないと引き出せないものだし、それを引き出さない限りは、人を動かすことはできないからだ。
もちろん、話したくうずうずしていて、話が止まらないタイプもいる。
そういったタイプの部下には、余計な口を挟まずに、しっかりとその話を聞いてあげたほうがよい。
しかし、一般的には、本音を引き出すというのは、そう簡単なことではない。
「なんでもきくよ」
といったところで相互に沈黙が訪れてしまうことは珍しくない。
そのような時に、有効な対処法は、部下の「自分史」について聞くことだ。
仕事に関することは、人によって捉え方や理解がバラバラでも、「自分」については、自分が一番よく知っている。
そして、部下の「自分史」を紐解くことは、その本人のパーソナリティの理解にも最も近づく。
これから1年間かけて1on1を実施するという計画がある方がいれば、是非この方法を取り入れてほしい。半年くらいは、部下は話すことに困らないだろう。