頑張りすぎる上司の圧力
誰よりも早く出社し、誰よりも遅くまで残業
いまだに、そのような働き方に美徳を感じている管理職は多い。
一方で、確実にそのような姿勢に違和感を覚える人も増えている。
特に、部下である下の世代ほどそうだと思う。
上司としては、管理職として努力する姿勢を背中で見せて、部下をモチベートしたり、安心させようとしているのかもしれない。
ただ、それは逆で、常に上司が働いているのに、自分が先に帰るということに罪悪感や帰りづらい圧力を感じることにつながっている。
そして、それはやる必要のない無駄な仕事しか生まないだろう。
つまり、自己肯定感と生産性の低下だ。
やるべき時にリソースを投下するのは、大いに結構。
だが、常にエンジンフルパワーで働いていては、肝心な時に馬力が出せない。
今回の話は、他部署のものではあるが、それを反面教師にしながら、自分のマネジメントでも、頑張りすぎることで、部下に圧を与えていないか気をつけていかなければならない。