30代というのは、とても中途半端な年齢だと思う。
仕事においては、20代ほど変化のステップが大きい訳でもなく、40代ほど伴う責任が大きい訳でもない。だからこそ、気を抜いていたら一瞬で過ぎ去っていく空白の十年にもなりかねないという危機感を僕自身も、30代を手前にして感じている。
では、どんな過ごし方をすればよいのか。
『30代を無駄に生きるな』を参考に考えてみた。
- 作者:永松茂久
- 発売日: 2019/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
30代で必要なことは、ざっくり言うと、40代で一気に飛躍するための地盤を固める年齢。
いわば、「自分」というブランドに磨きをかけ、ブランディングしていくための期間だといえる。以下の5つは、自分のブランドを構築するためのスキルといえる。
①自己分析力
自分が何を目指していて、目指すゴールに対する現在位置を知ること。
また、ゴールと現在位置の差分はどのくらいの距離なのか、どのくらいの努力が必要なのか、どんな武器が必要なのか。ということを認識すること。
②人間関係
メンターを持つこと。自身と関係・興味のある分野のそれぞれのメンターを持つこと。
対人関係から学び取ることで、分野ごとの自分の価値観や考えを深めることができる。
③仕事力
インプット中心の仕事からアウトプット中心の仕事へ。アウトプットをすることで、仕事への理解度が格段に深まる。そして、アウトプットを繰り返すことで、仕事の中における勝ちパターンを見出す。このパターンこそが仕事力に直結する。
④影響力
集団から個の時代になる中で、個人としての影響力を持つこと。
影響力とは、②と③の掛け算。メンターとの対人関係から得た深い学びと、アウトプットの継続により、自分という「個」が形づくられる。そして、影響力をもつことの最大の利点としては、機会やチャンスが入ってくるということだ。
⑤情報収集力
あふれる情報の中から本質的な情報を見抜いて取り入れる力。
おすすめとしては、読書。なぜなら、本の出版については膨大な時間をかけ情報収集や検閲をして行われる為、情報の精度が高いからだ。
まとめ
・まずは、「考え方」を固めること。
・「メンター」×「アウトプット」×「情報収集」のアクションを継続。
・結果として、「影響力」を発揮し、目標に近づくチャンスを得る。