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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【精読と速読】年間300冊のビジネス書を読破している僕の読書法。

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【精読と速読】年間300冊のビジネス書を読破している僕の読書法。

 

年間300冊。

 

これは僕が年間で読んでいるビジネス書の冊数です。

 

一般的なサラリーマンと比べたら、多い方だと思います。

ガチの読書家の方と比べたら、まだまだ足りないですが、

あくまで自分のペースで、自分に必要な情報を得るという意味では、

冊数はそこまで関係ないとも思っています。

なぜ本を読むのか?

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それは、これからの人生100年時代を充実して過ごす為には、

常に自分の知識をアップデートし続けることが必要だと思うからです。

 

サビ付いた知識で、いつまでも同じことを繰り返して退屈な日々を送るような人生より、興味関心が持てるものとの出会いの機会に恵まれた人生にしたいと思うからです。

 

その上で、本が最強の情報取集ツールだから。

というのが、僕が本を読む理由です。

 

情報収集の手段は無数にあります。

  • テレビ
  • 動画
  • 音声
  • スクール
  • 直接話を聞く。
  • 仕事の中で。

etc…

 

しかし、これらの選択肢と比べて本が優れていると思う理由は3つあります。

 

①情報の精度

本は出版に伴い様々な調査や検閲などを通して、

ネット上に乱立している情報や、人から聞いた情報に比べ、

非常に信頼性が高く、正確な情報が得られるという特徴があります。

 

②アウトプット性

本は印象に残った部分を、ドッグイヤーをしたり、ラインマーカーを引いたり、自分の疑問を書き込んだり、自在に自分でアウトプットすることができます。 

一方、動画や音声は、印象に残っている部分をクイックに、

自分好みに加工することは難しいです。

 

瞬時にアウトプットできることは、記憶の定着にもつながります。

 

その意味で、人のコミュニケーションは、

その場で対話ができるので最強のアウトプット機会だと思います。

 

③タイミング

アウトプットという意味では、コミュニケーションが最強ですが、

デメリットとしてはタイミングが選べないということがあります。

 

相手がいる以上、自分の都合を多少我慢して、相手のタイミングに合わせる必要もあります。

 

しかし、本であれば、いつでも、どこでも、自分の好きなタイミングで過去の偉人と向き合うことができます。

  

 

精読と速読

 

僕は本によって読み方を変えています。

じっくり時間をかけて読み込んでいく精読。

そして、短い時間で要点だけをさらっていく速読。

 

この2つの読み方を使い分けながら、本と向き合っています。

 

精読

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 選ぶ本

その分野の基礎にあたる体系的な知識を、網羅している本です。

不朽の名作やベストセラーなどと呼ばれる種類の本です。

 

ビジネス書の中では、

ピーター・ドラッガーの『マメジメント』や、

D・カーネギーの『人を動かす』、

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』

がそれにあたると思います。

 

読む時間

一回あたり1時間程度をかけて、

数日間に分けて読むようにしています。

 

一回あたりの時間をかけすぎると、

この手の本は集中力が続かないということ、

回数を分けて読むことで、前回読んだ部分の復習もできるからです。

 

読む場所

あえて日常とは違う場所に出向いて読むことが多いです。

 

・喫茶店

・図書館

・公園

 

それは、自宅より集中力が高まるということと、

本の内容を読んだ環境と結びつけることで、

記憶定着が促進されるからです。

 

アウトプット

精読した本は必ず、読書ノートにまとめるようにしています。

読書ノートと言っても、きれいに整理されたものではなく、

乱雑に要点を書きなぐったようなものです。

 

しかし、「自分の手で書く」ということは、

内容の理解や記憶に非常に有効だと実感しています。

 

とにかく、精読に関しては受け身ではなく、能動的な読書の姿勢を大切にしています。

 

速読

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 選ぶ本

トレンド本やノウハウ本などの、

情報の鮮度は高いけれど、濃度は薄い部類の本です。

 

いわゆる、電車のつり革広告や書店で平積みになっているような本です。

 

読む時間

1冊あたり30分程度で、

要点だけをさらうように読んでいきます。

 

本によっては、1時間で2~3冊読む場合もあります。

 

読む場所

僕の速読読書でお気に入りの場所はバスタブです。

 

お風呂には毎日必ず入りますから習慣化しやすいですし、

なによりリラックスしながらも、時間制限もあります。

 

アウトプット

速読に関しては、印象に残った一節か要点一つだけを必ず、

スマホのメモ機能に残しています。

 

それ以外は、無理にインプットしようと思っていません。

 

しかし、そのようなことも自分の潜在意識には残っており、

何かの拍子に、急に別の何かとつながって記憶から蘇ることがあります。

 

速読には、量をこなすことでそのような効能もあると感じています。

 

まとめ

 

本を読んでいくことで蓄積される点の知識は、

それがつながっていくことで線となり、カタチとなります。

 

現在の僕は、とにかくたくさん点を打っている状態だと思っています。

たまに、うっすら線が見えることもありますが、まだまだはっきりした線にはなっていません。

 

読書はライフワークとして今後も続け、

よりよい自己形成をするための習慣として大切にしていきたいです。