皆さんは、副業はしていますか?
している方は、副業をどうとらえていますか?
- サラリーマンを卒業するためにやっている。
- サラリーマンとの両立を目指している。
- サラリーマンは片手間で、副業に重きを置いている。
- サラリーマンのスキルを高める為に、副業をやっている。
色々な考えの方がいらっしゃると思います。
しかし、共通していることは、
「会社だけに依存しないもう一つの収入源をつくる」
ということではないでしょうか。
僕自身もそのような考えで、このブログを執筆しています。
そうなんです。
少子高齢化問題や終身雇用制度の崩壊、
そしてテクノロジ―の進化によって、
「既存の組織に属すること」による収入源が脅かされているという事実が、
多くの人が副業を始める理由となっていることは間違いありません。
そして、この日本固有の前提をしっかり認識しておくことが、
副業とうまく向き合って継続を続けられるポイントだと思っています。
日本のサラリーマンにベストな副業スタイル
この前提に立った時に言えることが2つあります。
会社は辞めるべきではない。
会社に属するということは、自分の時間を拘束されると同時に、
保護されているとも捉えることができます。
終身雇用でなくなり、給与が下がったとしても、それ以上に社会的信頼、社会保障や福利厚生などの個人事業主では得ることのできない恩恵があります。
これらの恩恵があることに加え、サラリーマンにはすでに副業をするだけに十分な自由な時間も与えられています。
まずは、その時間をダラダラと浪費するのではなく、新しい副業のチャレンジに使うことをおすすめします。
その時間を最大限有効に使うことで、給料のマイナスを補うだけの収益を発生させることは、既存のサラリーマンが取組むことのできるブログ・アフィリエイト・YouTubeなどのビジネススキームを利用することで十分に達成可能です。
しかし、時間のあまりに拘束されたり、精神的負荷のかかる仕事に携わることは、よっぽど自分で満足できる仕事でなければ好ましくありません。
本来、与えられるべき自由な時間を、休息だけに使ってしまう恐れがあるからです。
起業もするべきではない。
これはマインドの問題です。
「今の給料に満足できない。」
「終身雇用が崩壊して不安だ。何かしなくては。」
こんなマインドの人が急に起業をすることは非常にリスクが高いという意味です。
起業に関する成功体験は、巷にあふれかえっています。
そのような情報に触れていると、自分もやってみたらなんとかなるのでは?
という根拠なき自信に湧き出てきてしまうものです。
しかし、起業に関しては、実際に表にはでてこない資金面や運営面での苦労が絶えません。
「絶対に、これを成し遂げるんだ!」
という強い思いがなければ乗り越えることは困難です。
まずは、組織勤めの傍らで、小さく自分のビジネスを始めて、
そのビジネスに対する強い思いが出てきてから、精緻な計画を練って本格的にスタートをするという形でも、決して遅くはありません。
それが、副業を検討するサラリーマンに起業をおすすめしない理由です。
副業プランニング
何をやるか?
「好きなこと」「やりたいこと」
シンプルにこれに尽きると思います。
なぜなら、副業で収益を発生させることは、まず継続的に行うことが第1歩だからです。
僕自身も、本業でマネジメントという役割の仕事をしていて、そのスキルを高めたいという気持ちから、ブログをスタートさせて現在も継続させています。
また、もう一つの視点は、「短時間」かつ「低いハードル」で始められることが大切です。
「短時間」の重要性。
短時間でできるものでなければ、限られた時間の中でやりきることは難しいですし、
本業の圧迫にもなりかねません。
そして、なりにより負荷がかかりすぎることは、継続の失敗に直結します。
「低いハードル」の重要性。
基本的には、無料で登録できるサービスからスタートすることをおすすめします。
いきなり高額な投資をしても、それが自分にあっていないという場合もあります。
しかし、投資をした以上は元を取りたいと思うのが、人間の性です。
「自分に合っていない」というマイナスな感情を持ちながら続ける副業は辛いです。
まずは、無料で自分に合うサービスを色々試してみるのがよいのではないでしょうか。
具体的な登録無料サービス
自分で何か情報発信をしたいと思う方向け。
(当ブログもはてなブログを使っています。)
カスタマイズも簡単で、登録してすぐにブログスタートができます。
ココナラ
自分のクリエティビティで稼ぎたいと思う方向け。
自作のイラストや作品、サービスを販売することができます。
クラウドワークス
自分のスキルを磨きたいと思う方向け。
様々な企業からの案件を請け負うことができます。
実績によって報酬も上がっていく仕組みです。
ビザスク
自分の知識や経験を活かしたいと思う方向けです。
コンサル登録をして、スポットコンサルと呼ばれる1時間程度のコンサルティング業務を請け負います。
社外の人とリアルの場で接することができるのもポイントが高いです。
いつやるか?
- 休日の時間をがっつり削って副業をやる。
- 睡眠を削ってでも副業をやる。
という気合いの入った方もいらっしゃるかもしれません、
しかし、実際にサラリーマンの副業で成功している方々は、
「スキマ時間の有効活用」が非常に上手です。
通勤時間や、営業中の空き時間など、数分~数十分の時間を副業に充てるのです。
一日の中で、何気なく浪費してしまっている時間も、積み重ねれば平日でも2~3時間の捻出は可能です。年間で考えれば、800~1000時間が創出できます。
スマートフォン1台持っていれば、どこでも仕事ができる時代です。
タイムマネジメントも、サラリーマンの副業にとっては必須スキルです。
どこでやるか?
前述したように、スキマ時間で、電車の中で、仕事の待ち合わせ場所等で、副業を行うことをおすすめしましたが、やはりある程度まとまった時間を副業に集中して取り組む場所も必要です。
自分にとっての「第3場所」を見つけることがおすすめです。
普段の生活の中で、大半の時間を過ごす「家」と「職場」は「第1」と「第2」の場所です。
そことは別に、自分が落ち着いて副業に取り組むことのできるお気に入りのカフェや、コワーキングスペースがあると、副業の生産性は格段に上がります。
人は環境を変えてあげることで、物事に取り組むモチベーションが上がります。
いつも家の中にいても、なかなか集中ができませんし、職場も人目が気になって仕方ありません。
自分が「副業モード」になれる場所を見つけることは大切です。
誰とやるか?
副業は会社でもなかなかオープンにしづらいです。
しかし、一人で継続するにもモチベーション維持が難しいです。
そんなときに、心の支えになるのが、社外のネットワークです。
自分と同じ目標を持つ人同士でつながることは、モチベーションの維持だけでなく、
自分が持たない知識やスキルを得るチャンスにもなります。
「そんな人、自分の周りにはいないよ」
と思う方も多いかもしれませんが、SNSのTwitterやFacebookの世界を覗けば、
あなたと同じような考えをもっている人がたくさんいます。
始めは、そのようなバーチャルな繋がりでも、それを大切にすることで、リアルな繋がりに発展することも少なくありません。
また、そこから新たなビジネスアイデアが生まれることもあります。
職場だけの枠を超えた人間関係の構築が副業では大切ではないかと思います。
あなたは、どんな副業をどんな形で始めますか?
応援しています。