【人生を変える】早起き習慣を身に付けるたった3つのテクニック。
先日ご紹介した記事では、
早起きをすることのメリットについて取り上げました。
今回の記事では、
市川清太郎著の『朝8時までの習慣で人生は9割変わる』を参考にして、
より実践的な早起きをする為のテクニックについて言及していきたいと思います。
著者である市川氏は、
コンサルタントというサラリーマンとしての本業の傍ら、
個人で11社を経営するという超凄腕の副業サラリーマンです。
もはや、副業という表現が正しいのかもわかりませんね。。。汗
そんな市川氏がどうやってそれだけのマルチタスクをこなしているのか?
その答えが「朝の時間の活用」です。
市川氏の1日のタイムスケジュールは、以下のような形です。
- AM4:00⇒起床~副業
- AM7:00⇒子供の送迎
- AM8:00⇒出社~本業
- PM6:00⇒終業~飲み会&接待
- PM9:00⇒帰宅
- PM11:00⇒就寝
つまり、朝の3時間で11社の経営をこなしているのです。
それだけ、朝の時間が高い密度と効率性があるのだと著者は語ります。
では、さっそくその早起き習慣のテクニックについてみていきましょう!
「体内の履歴効果」を活用する。
人間の体内には、起床のリズムを記憶する履歴効果があります。
つまり、起床リズムを整えることで、体に覚えさせることができるのです。
早起き習慣を始める時期はいつがベスト?
書籍の中では、この起床リズムを整えるための時期は、
「春」と「夏」が良いとされています。
その理由は、日の出の時間帯が早い季節だからです。
太陽光を浴びることで、履歴効果はより高まるのです。
逆に、日の出の遅い冬や秋は、
習慣化を始めるには少し不利かもしれません。
早起きするための睡眠時間は何時間がベスト?
睡眠に関する書籍としてベストセラーにもなった西野精治著の
『スタンフォード式 最高の睡眠』でも記述されていますが、
最も良いとされる睡眠時間は、「6時間」。
また、最低限取らなければいけない睡眠時間は、「4.5時間」。
このような科学的データがあります。
また、面白いことに睡眠は貯蓄できるというデータも出ているといいます。
つまり、平日2日間で4.5時間から睡眠をとれない日があったとしたら、
不足していた3時間分を週末に多く寝ることで補うことができるということです。
ただし、気をつけなければいけないこともあります。
それは、「就寝時間を変えても、起床時間は変えてはいけない。」
ということです。
これは、体内履歴を日の出に合わせて習慣化するという点からも重要なことです。
「体内のリセットポイント」を意識する。
リセットポイントとは、
その時点から「一日がスタートするぞ」と体が認識するポイントのことを指します。
朝一番にリセットポイントを持ってくることで、
最高のスタートダッシュを切ることができるのです。
では、リセットポイントは何を基準に体が認識しているのでしょうか。
それは、食事です。
もう少し詳しく説明すると、
「食事をしない時間が一番長いところ」が基準となります。
つまり、朝にスタートダッシュを切る為には、
1日の食事の時間間隔は、
晩御飯と朝食の時間が一番空いていることが好ましいのです。
「寝る直前の食事が良くない」
と言われる最大の原因は、
体が晩御飯をリセットポイントと勘違いしてしまうことだと思います。
自分の気持ちは、一日働いて疲れ切っているのに、
体は、これから1日のスタートだ!と張り切ってしまう。
こんな矛盾が生じるのです。
「動機付け」の目標を決める。
「遠足」を楽しみにして朝早く目覚めてしまう子どものように、
翌日が楽しみでしかたないワクワク感というのが、早起きの習慣においては大切です。
その際のポイントとしては、
長期的な目標と短期的な目標の両方を設定することです。
- 長期的⇒「副業で収入を得られるようになりたい。」
- 短期的⇒「ブログでの発信をする。」
などが挙げられると思います。
また、具体性と期間を設けることも効果的です。
その要素を上記の例に盛り込むと、
- 長期的⇒「1年以内に、毎月3万円の副収入を得られるようになりたい。」
- 短期的⇒「ブログでビジネスに関する情報発信を毎日行う。」
さらに、目標を達成した時のイメージができると良いと思います。
例えば、
・副収入を得ることで行きたい旅行先のポスターを部屋に貼っておく。
・副収入を得ることで欲しいものの画像をスマホのホーム画面に設定する。
このように、常に自分のなりたい姿をこまめに確認できるよう「可視化」にしておくことは、多くの成功者が実践しているテクニックです。
考察
僕自身もこのブログの執筆は、
現在朝5時に行っています。
- 朝5起床。
- 睡眠時間7時間。
- 食事後3時間の就寝。
今日もこのようなベストコンディションで、
朝日を浴びながらデスクで作業をしています。
本業の傍らこのようなリズムで、ブログに集中できるはそこまで多くありませんが、
本書で語られていることを意識しながら、早起きを習慣化して1日でも多くベストコンデションの日を増やしていきたいと思っています。
是非、これから早起きの習慣を身に付けようと思っている方の参考になればと思います。