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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【知識の整理術】読書をする時に意識すべき3つのポイント。

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年間300冊。

これは僕が年間読んでいるビジネス書の冊数です。

 

この冊数はサラリーマンの中では、

多い方ではないかと思っています。

 

僕が年間300冊のビジネス書を読む理由

 

なぜ、自分がそんなに読書をするのか?という理由は、

いくつかあります。

 

情報価値の高さ

本は出版されるまでに膨大な時間がかけて、

執筆や編集、校正をされて世に送り出されます。

しかも、誰でも出版できるという訳ではなく、

書き手は一流の実績を残した人に限られます。

その情報価値は、1冊でも百万円相当と言われています。

 

時間価値の高さ

自分自身で本1冊分の情報を仕入れようと思ったら、

ビジネススクールに通う、セミナーを聞きに行く、教材を購入する

などの多くの時間を捻出しなければいけません。

しかし、本であれば通勤時間でも、自宅でも、

スキマ時間にすぐ情報を手に入れることができます。

 

活用価値の高さ

自分が仕事の中で疑問に思ったことや、人間関係での悩みなど

これらのことはすべて、過去の先人が本に残してあります。

「自分の気持ち」という言葉にできないモヤモヤを、

言語してスッキリさせてくれるのが本なのです。

 

実際には、このような価値に気づくまでには時間がかかりました。

 

ただ漫然と本の文字を追って、

読了したという事実に満足しているだけの読書をしている時期もありました。

 

ずっと、自分の中で本を読んだことを実生活や仕事で活かすには、

どうれば良いだろう?と悩んでいました。

 

その後、色々な試行錯誤の中で、

僕が読書で得た知識を自分の血肉にする為に、

有効だった読書の仕方をこの記事では、ご紹介したいと思います。

 

読書をする時に意識すべき3つのポイント

 

アウトプット前提で読む

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過去の自分が失敗していたように、

漫然と文字を追うだけの読書は何の意味もありません。

 

本を読む前に大切なことは、

  • 「この本を読んで何を得たいのか?」を明確にすること。
  • 「誰にどう伝えるか?」を意識すること。

この2点です。

 

自分の場合は、このブログを活用しています。

 

ビジネスに関する情報に興味や関心がある人に向けて、

ブログを使って発信をする。

 

というアウトプット手段を確立させることで、

インプット効率が高まっていると感じています。

 

また、人間の頭脳の容量には限界があります。

つまり、本の内容をそのまま全部コピーするということはできません。

 

そこで、大切なのが自分なりに編集するという作業です。

この編集という作業が、本の内容を自分ごとにしてくれるのです。

 

自分の経験と結びつける

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本の中で語られる著者の経験と、

自分の経験を結び付けて考えることが大切です。

 

例えば

世界的な経営者やコンサルタント経験談であっても、

自分の会社に当てはめて考えてみると、

共通点や足りない部分が見えてくると思います。

 

会社規模が全く違うのに、

共通しているものは何なのか?

 

自分の会社が足りていないものを補うのに、

必要なものは何なのか?

 

 

こんな風に自分だけの課題を発見することができます。

 

この課題解決に向けてアクションを取ることが、

本を自分の血肉にする第一歩だと感じています。

 

自分の感想を他者と比較する

 

 

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他者の考え方と比較することは、

自分の考えになかった視点や気づきを得るという意味で、

とても大切だと思っています。

 

他者との考えの比較をするためには、

以下の2つの方法があります。

 

能動的に合わせていく

 

能動的に合わせるとは、

自分が読んだ本と同じ本を読んだ人を見つけにいくということです。

 

しかし、リアルな生活でそのような人を見つけるのは、

かなりハードルが高いので、僕はAmazonレビューを参考にしています。

 

どうしても、意見交換したい時は、

同僚や家族に自分の買った本を貸してあげたりして、

あとから感想を聞くなどの事をしています。

 

受動的に合わせていく。

 

受動的に合わせるとは、

他者が読んで既に感想を述べている本を自分が読みに行くということです。

 

<音声で聴く>

おすすめは、Voicyというアプリで荒木博行さんパーソナリティを務める「bookcafe」というチャンネルです。

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https://voicy.jp/channel/794

 

365日毎日更新で、本の解説を音声で聞くことができます。

僕はそこで紹介された本を何冊も購入しています。

 

<動画で見る>

YouTubeでは、サラリーマンYoutuberのサラタメさんが運営するチャンネルが、

おすすめです。

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https://www.youtube.com/channel/UCaG7jufgiw4p5mphPPVbqhw

 

本の内容以外でも、「サラタメ的補足」という独自の見解が述べられている部分が、

とても共感度が高いです。

 

まとめ

 

◆読書の意義

  1. 情報価値
  2. 時間価値
  3. 活用価値

◆読むときの姿勢

  1. 何の為に読むのか
  2. 読んだら誰に伝えたいか
  3. 読んだら何で伝えたいか

◆読んだ後のポイント

  1. アウトプット
  2. 自分の経験と重ねる
  3. 他者との比較をする