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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

【30代】大人の肌荒れと職場ストレスとの関係性について考える。

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【30代】大人の肌荒れと職場ストレスとの関係性について考える。

 

ニキビが止まらない。

 

ちょうど一年前くらいの話です。

 

いわゆる「大人ニキビ」がどんどんできてしまい、

非常に悩んでいる時期がありました。

 

ある部分が治ってきたかと思えば、今度はまた別の部分が…

というように、エンドレスでニキビが発生し続けていたのです。

 

そんな自分の顔を見られることが恥ずかしく、

仕事にも全く集中できない状態でした。

 

周囲から「どうした?」とか、「ストレス?」とか、

気を遣われてしまうことを避けたいという気持ちもありました。

 

そして、様々な試行錯誤をして、半年くらいの時間をかけてようやく自分でも恥ずかしくないくらいの状態まで回復しました。

 

今、当時の自分と同じような悩みを抱える人も多いと思います。

自分の経験をシェアすることで、少しでも悩みの解決につながれば良いと思い、

記事にまとめました。(医学的な根拠のある内容ではないことだけご了承ください。)

 

原因は何だったのか?

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明らかにニキビが増え始めた自覚があったタイミングがあります。

 

それは、自分がある仕事のプロジェクトメンバーに選ばれ、

仕事をしている時でした。

 

その参加メンバーが10名程度のそのプロジェクトでは、

社内でも重要度が高い位置づけで個人の自主性が非常に重んじられていました。

 

しかし、他のメンバーが様々なアイデアを出し、アクションを起こしている中、

僕は何一つできず、「空気」のような存在になってしまっていました。

 

さらに追い打ちをかけたのが、同じプロジェクトメンバーにいた先輩の態度でした。

メンバーの中でも、ただ一人過去一緒に仕事したことがある先輩で、むしろ頼りにしている存在でした。

 

しかし、その先輩から受けたのは、徹底的な僕個人に対する否定と、ウワサ話の吹聴でした。

 

「お前は全然だめだ。前よりも劣化している。考え方が浅すぎる。」

 

とプロジェクトで集まる度に、人格否定をされ続けました。

 

そして、僕がそのプロジェクトメンバーの中で、いかにダメか。

というウワサ話を面白可笑しく周囲に吹聴していたのです。

 

それが、個人的には強烈なプッシャーとなり、

日々、そのプロジェクトをどうやり過ごすか?

ということばかり考える毎日を送っていました。

 

そんな自己嫌悪に陥っているうちに、

みるみる顔のニキビが増えていったのです。

 

市販薬はどれを試してもダメ。

f:id:seiburo:20200723075942j:plainニキビを直すために、様々な情報を収集し市販薬を試していました。

 

中には、セットで数万円もする高価なものまで試してみましたが、

全くその効果を感じることはできませんでした。

 

肌荒れの改善は見られないのに、どんどん無駄な出費だけがかさんでいき、

それも精神的な負担となっていました。

 

その時感じたのは、素人がどれだけ情報を集めても、

自分の症状に適切な医薬品を見つけ出すのは困難。

という至極当たり前のことでした。

 

通院と生活習慣の改善。

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僕はあまり病気をすることはなく、よほどの大病ではない限り行く場所ではない。という思い込みがありました。

 

ニキビくらいで病院へいくということに対して、

「あなたそんなことで病院に来たんですか?」とか思われないかな?と少し負い目がありました。

 

しかし、恥を忍んで皮膚科へ通院することにしました。

実際に行ってみると、至って普通に受付をしてもらい安心しました。(当然ですよね。)

 

そこで、言われたのは至ってシンプルなことでした。

「肌に汚れが溜まってますね。」

以上。

ストレスの話などは一切出てきませんでした。

 

たまたま、僕が仕事でストレスを抱えた時期と肌が荒れ始めた時期が重なっていただけなのか?

ストレスを抱えたことで、洗顔に手を抜くようになっていたのか?

そのあたりの因果関係については、正直わかりません。

 

ただ、一つ言えるのは

「しっかり洗顔をしましょう」

ということだけでした。

そして、これでほんとに大丈夫?と思ってしまうような洗顔用の石鹸を渡されました。

 

さすがにそれだけだと不安だったので、

「他に何かありますか?」

と聞くと、

「睡眠時間の確保と、バランスの取れた食事ですね。」

というこれまた当たり前すぎる答えが返ってきました。

 

しかし、当時の僕の生活を振り返ると、

ニキビを直す為の情報を集める為に夜更かしをしていたり、

仕事では疲弊しきっていて、夕食はコンビニ弁当とストロング缶という生活を送っていました。

 

病院で洗顔用石鹸をもらってからは、それを信じようと思い、

余計なことを考えるのをやめました。

 

余計なことを考えることやめることで、夜も早く寝付くことができ、

もちろん食生活もバランスの良いものを意識するようになりました。

 

すると、徐々にですが肌の調子は回復していきました。

また、そのタイミングに合わせて嫌で嫌でたまらなかったプロジェクトチームも、

コロナウィルスの影響により、解散となったのです。

 

まとめ

この経験で、「引き寄せの法則」という言葉を思い出しました。

 

『引き寄せの法則』とは、自分の思考やあり方を変えることによって望ましい現実を引き寄せようとするものです。

ナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」から派生した成功法則のひとつと言われています。

 

この法則にはマイナスの作用もあり、「自分はダメなやつだ」と思いんでしまうと、

どんどん身の回りの生活もダメになり、当たり前の事すらできなくなる。

 

しかし、そんな状況でもストレスや思い込みに支配されていないか?

ということを客観視することが大切だと思いました。

 

僕の場合は、病院へ行く決断をしたことが、

自分を客観視できるきっかけとなりました。

 

自分には見えていない自分を発見するきっかけを与えてくれる機会は、

今後も意識的に増やしていかなければいけません。