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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

休日に電話をかけてくる上司への対処法について考える。

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休日に電話をかけてくる上司への対処法について考える。

 

それ今聞いてくる??

 

と思わずツッコミを入れたくなるような連絡を休日に入れてくる上司って少なくないですよね。

 

僕のようにシフト制で働いている職場では、上司と休日が被らない為、特にそのようなことが発生しやすい環境と言えます。

 

過去にも多くの上司から休日中の連絡を頂戴しました。

 

中には、緊急度も高く連絡を入れてもらって助かったということもあります。

しかし、そのような情報の選別やコンプライアンスを意識してくれている上司は、そもそも連絡をほとんど入れてくることはありません。

 

一方、やたら着信を入れてくる上司の限ってたいしたことではないのに、連絡を入れてくることが多いと感じています。

 

例えば、

  • 資料を送ってほしい。
  • 仕事の進捗を確認したい。
  • スケジュールの確認。

サラリーマン精神の強い過去の僕はしっかりと受け答えをしていましたが…

正直、このような連絡が入るだけで、だいぶ気分が萎えますよね。

 

その経験から僕なりに有効だと思った、運悪く休日に電話をかけてくる上司に当たってしまった時の対処法について、ご紹介していきたいと思います。

 

休日に電話をかけてくる上司の特徴

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「ファーストプライオリティは仕事」という点です。

とにかく、仕事熱心ではあるのですが、目先の売上や数字に対して注力しすぎていて、視野が狭くなっているということです。

 

それによって引き起こされる2つの心理的特徴があります。

 

1.部下のスケジュール管理に興味がない。

仕事の進捗やスケジュールについてはとても細かいのに、それが部下のこととなると、途端に興味を失ってしまう人は少なくないと感じています。

 

それが、部下が休みかどうかも確認せずに電話をかけるという行動につながるのではないかと思っています。

 

2.自分と同じに考えてしまう。

この手の上司は、自分自身が休みの日も関係なくバリバリ仕事をしている場合が多いです。

 

そして、上司である自分が休日返上で頑張っているのだから、部下も休日だろうと多少の仕事を振っても問題ないだろう。

という心理状態になっているのです。

 

逆パターンで、休みの上司から出勤中の部下に電話がかかってくるようなことがあれば、かなり危険だと思った方が良いかもしれません。

 

僕が実践している3つの対処法について

1.引き継ぎをしすぎない。

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自分が休日の日に本当に上司に動いてもらわなくてはいけない案件の仕事だけを引き継ぐようにしています。

 

理由は、念には念をおいて余計な情報を入れてしまうことで、無駄の確認の為の連絡が入ってしまうからです。

 

そもそも、自分が抱えている仕事は休日中に上司に意識させない方が、お互い気持ちよく休み、そして仕事ができると感じています。

 

2.休日の予定は伝えておく。

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そもそも上司が、自分の休日を認識していないということは、大いにあります。

 

「やったー、明日から休みだ!」

など。あまり大袈裟に言っても反感を買ってしまい逆効果ですが、

 

仕事の雑談中に「明日休みなんで〇〇へ行く予定なんですよね。」

という感じで軽くジャブを入れるように相手に何度も認識させることが有効だと思います。

 

さすがに、電話を入れる上司も鬼ではありませんから、しっかりと自分が休みであることを認識してもらえれば、各段に着信の回数は減少します。

 

3.シカトはしない。

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電話は出ない。メールで返す。これは鉄則だと思います。

電話に出てしまうと不必要な仕事まであれもこれも、と雪だるま式に増えてしまうからです。

 

一方、全くの無視も危険です。

無視することによって自分の休日中である意図を伝えるというタイプの人もいなくはないですが、そもそも平気で休日中に電話をしてくる上司からは、そのような行為は反逆と受け取られて、通常の仕事にも悪影響を及ぼす場合があります。

 

着信があった場合は、応答を見送ります。

そして、着信に出られなかった謝罪とメールで要件だけを聞くという形がベストです。

 

必要な要件がすぐ対応できるものであれば、対応してしまうこと。

すぐに対応できないものや時間がかかるもので、緊急度が高くなければ、出勤日に持ち越しという対応が良いと思います。

 

 結論

休日に電話をかけてくる上司は、一筋縄では変わりません。

これまで染みついてきた仕事のスタイルでもあります。

 

このような上司とは、無理に対立せず、うまくかわしていくことが大切だと思います。

部下の立場から上司の仕事スタンスを変えるということは、会社組織においては費用対効果から見ても見合わないことだと思います。

 

なぜなら、組織における人の態度は一瞬にして変わる場合があるからです。

 

そして、なにより大切なのは「自分の時間を確保する」ことに尽きると思います。

この目的を忘れず、まだまだ働きづらいサラリーマン社会を生き抜いていきたいですね。