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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

僕が大切にしている「ネガポジ」という考え方。

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僕が大切にしている「ネガポジ」という考え方。

  • 運動が苦手
  • カラオケが苦手
  • 大人数の飲み会が苦手

 

僕には苦手なことがたくさんあります。

もちろん、皆さんそれぞれ何かしらの苦手は持っていると思います。

 

苦手なことに向き合ってそれを乗り越えて成長することも大切なことです。

しかし、一方でそれには膨大な時間を費やします。

それは、自分にとって本当に克服すべき課題で、時間を投下する意味があるのか?

という問題もあります。

 

僕も一時期は、自分の苦手なことを直したくて、かなり無理をしていた時期がありました。しかし、その期間は苦しく、何もしていない時にも「なんで自分はこんなにもできないんだろう」と悩んでしまうような時間を過ごしていました。

 

自分にとってネガティブなことばかりと向き合いすぎていて、全くポジティブなことに向き合うことが出来ていなかったのです。

 

そのような生き方は、成長も感じられず、楽しくもない日々でした。

 

そんな日々を変えたのが、「ネガポジ」という考え方です。

「ネガポジ」とは僕が勝手に作った造語ですが、ネガティブなことを潔く諦めて、ポジティブな思考を持てるものに集中するという意味合いで使っています。

 

今回の記事では、僕自身がどのように現在の思考に至ったか。そして、今何を意識して生活しているか。という部分を掘り下げていきたいと思います。

 

他人からどう思われているかを気にしない。

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僕が当時ひたすら考えていたことは、「周囲からの評価を高めたい」ということでした。

 

そして、SNSの友人の数を増やすことや、休日の予定を埋めることで、それは達成できると信じていたのです。

 

その為に、無理をして自分が好きでもないスポーツや飲み会に参加して、交友を広げようと頑張っていましたが、結局その場でもスポーツで活躍できるわけでもなく、飲み会で面白い話ができるわけでもなく、そのような場に参加すればするほど自分に対するネガティブな感情は深まっていくばかりでした。

 

ある時、そもそも自分はなんで周りからの評価を高めたいんだっけ?と振り返った時に、その答えが、なんとなくチヤホヤされたいとか、合コンでモテたいなどのあまりにチープな感情であることに気づいたのです。

 

それは、時間を浪費してネガティブな感情を抱えてまで本当に達成すべきことなのかと自分に問いかけると、その答えは「No」でした。

 

自分なりの答えが出せた日から、他人の評価をあまり気にすることはなくなり、自分は何をしたいか?という気持ちを優先させることができるようになったのです。

 

自分の「好き」を正しく知る。

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ポジティブな思考になる為には、自分の「好き」や「やりがい」を正しく知って認めることが、最初の一歩だと思っています。

 

僕の場合も、本当は内向的で読書や映画が好きなのに、それは他人から見て「ダサい」ことなのではないか?評価を下げることではないか?と思い込み、自分のことを認めてあげることができていませんでした。

 

社交的になられなければという思い込みに支配されていたのです。

 

しかし、自分の「好き」としっかり向き合うことで、広がる世界もあることに気が付きました。

 

読書や映画を通じて得た知識でブログやSNSでの発信もでき、それを通じて多くの人とつながりを持つことも出来ました。

 

そして、それらに投下する時間は非常に有益で、人生を豊かにしてくれるものだと感じています。

 

克服すべき「苦手」もある。

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嫌なことからはすべて逃げれば良いという訳でもないと思っています。

 

前述したように、目標や目指す姿が曖昧で不明確なものを頑張る必要はないと思います。

しかし、自分が本気でなりたいと思って進んでいる道の途中で、立ちふさがる課題に対しては、逃げるべきではないと思います。

 

僕の場合は、読んでも意味がわからない難解な本に挑戦することや、ブログの更新を継続することなどがそれに当たると思います。

 

それらは、長い目で見れば自分の「好き」と繋がっていることですし、クリアすることでさらに自分の深い楽しみを提供してくれる壁だと思うからです。

 

このように、ポジティブに変換できる苦手に対しては積極的に取り組んでいくマインドも大切だと感じます。

 

まとめ

人は誰も最後は一人になってしまうことは避けられない事実です。

 

そのような状況になった時に、自分を振り返って後悔しない為には、「自分の気持ちに正直になる」ということが最も大切なことではないでしょうか。

 

過去の僕のように、「他人からどう思われているか」ばかり気にしていても、結局「他人は他人」であり、最終的に自分を救ってくれる存在ではありません。

 

社会を生きていく上で最低限の関係性は築きながらも、「ネガポジ」の考えを持って自分の為に生きていくということを大切にしていきたいですね。