良いストレス・悪いストレスの根本的な違いとその対処法について
ストレスが人間を成長させる
この考えには、僕も賛成だ。
全くのノンストレスでは、何のやりがいも感じられないだろうし、人生は無味乾燥なものになるだろう。
しかし、どんなストレスでもかければかけるほど良いのか?というと、それも旧態依然で体育会系的な間違った考え方だと思う。
では、適正なストレスのかけ方とはどのようなものなのか?
僕はストレスには2種類あると思っている。
それは、良いストレスと悪いストレスだ。
良いストレスとは、
- 筋トレなどで肉体にかかるストレス
- 受験や昇進などで精神にかかるストレス
- 新しい人やコミュニティと接するストレス
いずれも、ポジティブかつ自分で負荷をコントロールできるストレスである。
一方、悪いストレスとは、
- 理解しあえない上司、部下、同僚との人間関係
- まだ起こっていない病気や事故の不安
- 漠然とした未来への不安
いずれも、ネガティブかつ自分では負荷をコントロールできないものだ。
両者において大切なことは、以下の通りだ。
良いストレスについては、自分にとっての許容度を見つけ、かけすぎず、かけなさすぎるという状態を保つこと。
悪いストレスは、できる限りストレスの発生源を自分の身の回りや思考から排除することが重要だ、つまり、コントロールできないものからは、逃げるという選択肢も大切だということだ。
自分の中でストレスを感じた時、この考え方を持ってるだけで、少しだけ、楽に生きることができるのではないだろうか。