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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

「知らない幸せ」と「知っている不幸」

「知らない幸せ」と「知っている不幸」

 

人は「知らない」方が幸せに人生に送ることができるという一側面がある。

 

例えば…

 

  • 裏で言われている自分の陰口
  • 良かれと思って行っていたことが人を不快にさせていた
  • 自分の大好きな趣味や習慣への反対意見

 

このようなことをすべて気にしていたら、正直やっていられない。

 

ほんの少しだけ前の時代は、ナチュラルに「知らない」まま過ごすことができていた人が割と多くいたように思う。

 

しかし、SNSなどのコミュニケーション技術の発達によって、否が応でも「知らされてしまう」社会になってきたように感じる。

 

世界中の様々なことを知ることができるのは、当然大きなメリットだ。

 

でも、その一方で知らなくてもいい、主観的でミクロなことまで、情報として入ってきてしまっていることが、僕らに大きなストレスを与えていると思う。

 

僕自身も色々悩み考えた部分があったが、大切なのは割り切りだと思う。

 

知ってしまったとしても、関心を持つべきものと、そうでないものを切り分けるということだ。

 

それは、事実(ファクト)と感情(エモーション)だ。

 

事実に関しては、しっかりと関心をもち、受け入れるべきだと思う。

だが、主観的な感情や感想といったものは、人やタイミングによって大きなブレが生じる。

これに関しては、知ったとしても「その人はいまそのような考え方なのだな」と思う他ないだろう。

 

自分を成長させる意味でも、守る意味でも、割り切りの一線を決めることは、重要なことだと思う。