自信と不安の狭間で
人にとって最も大切なことは、容姿でも、体力でも、知性でもなく、精神力だと思う。
どんな場面でも、勝負の分かれ目を決めるのは精神力に他ならない。
だからこそ、自分はそこを大切にしたいと思っている。
しかし、いまだにわからないことは多い。
強い精神とは何なのか?精神力を鍛えるとはどういうことか?
自分なりの一つの回答として、自分を主観と客観の両面で見る力ということにヒントがあるように思う。
人は誰しも、世界で一番かわいいのは「自分」だと思っているだろう。
つまり、生命本能としてできるだけ物事を主観的に捉えてしまう生物だと言える。
だからこそ、大したことないことに、自信過剰になったり、また逆に極端に気にしたり、落ち込んだりする。
そのような感情の揺れ動きも大切なことだと思う。
ただ、それで終わるのではなく。その感情を引き起こした事象を、相対的に捉え、客観視することも大切だ。
それは、過剰になりすぎている自信を自重し、落ち込みすぎた気持ちを引き上げてくれる。
精神力が強い人とは、この主観と客観の行き来をより大きな振れ幅で繰り返している人だと言えるだろう。
ここ数日、精神的にやや不安定になっていた自分には、やや客観的視点が足りていなかったのかもしれない。
これからも、この感情の狭間で成長していきたい。