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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

わかっている「つもり」が一番怖いという話

わかっている「つもり」が一番怖いという話

固定概念

 

これに捉われてしまうと、人の成長はストップするどころか、そこからは下り坂しかないと思っている。

 

では固定観念とはどんな時に醸成されるのか?

それは、一定の成功体験もしくは、トラウマ的体験をしてしまった時だと思っている。

 

成功体験の例

ある一定のビジネスモデルで成功を収めた経営者が、それが世の中の必勝法だと言わんばかりに、時代の変化も考慮せず、同じビジネスモデルを使い続け、会社を倒産させてしまうような例だ。

 

トラウマ的体験の例

過去に遭遇した交通事故によって、「自動車は怖い乗り物」という認識がつくられ、日夜、安全運転技術は進歩しているにも関わらず、一切受け入れられないことで、自身の経験や可能性の幅を狭めてしまっているというような例だ。

 

僕自身でも同じようなことたくさんある。

 

・学生時代死ぬほど勉強した「世界史」だが、表面的な人物や出来事の暗記で、構造的な理解は全く理解できていなかったこと。

 

・テレビはオワコンで面白いコンテンツなど何もないと思っていたが、しっかりと見ると丁寧に作られ深みのあるコンテンツもしっかりと存在すること。

 

・「運動が大切」なんて運動神経0の自分にはムダと思っていたが、それによる自身の健康被害につながるまで全く理解できていなかったこと。

 

大切なのは、達観しないことだ。

 

常に自分は「まだまだである」「何もわかっていない」と思うことが、自分の人生はより豊かに、より楽しいものになるだろう。