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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

香水をつける人が減った気がする理由について考えた

香水をつける人が減った気がする理由について考えた

 

先日、部屋の片づけをしていたら、昔使っていた香水のボトルが数本出てきた。

その香りに少しなつかしさも感じた。

 

そこで、ふと思ったことは、自分も含め、最近香水つける人って減ったな。ということだ。

 

その理由はいくつか思い当たる。

 

まずは、コロナによってマスクをつけるようになったことは非常に大きいだろう。

 

・そもそもリアルで人と会う機会が減っている

・リアルで会っても一定の距離感が保たれる

・マスクをしているので、匂いに対しては鈍感になる

 

故に、あえて香水をつける必然性はなくなって当然だろう。

 

また、別の見方をすると、パーソナリティの表現が多様になったということもあるだろう。

 

ほんのひと昔前は、ファッションや香水など、視覚や嗅覚で、より目立つことが、自己表現の大部分だったように思う。

 

しかし、今では、SNSなどを通してより内面的な自己表現ができるようになったし、社会的にもそれが重要視されるようになってきていると思う。

 

だが、もう一方で、身だしなみとしての香水の役割も忘れてはいけないと思う。

 

高校時代、世界史担当だった非常にかっこいいジェントルマンな教師がいた。

彼は、いつもほんの少しの香水をつけていて、僕はそこからはある種の知性のようなものも感じていた。

 

ただ単純に目立ちたいとか人の興味を引きたいという主張の強い香水の付け方は、もう流行らないだろう。しかし、身だしなみとして、すれ違った時にほんのり感じる程度の香りは、これからもあっても良いだろうと思う。