集団心理をどうマネジメントするか?
どんな組織であれ集団であれ、人が集まると集団心理というものが働く。
もちろん、これによる団結などの良い面もある。
しかし、良い部分だけはないことも忘れてはならない。
団結と同時に生まれるのは、「排除」の心理だ。
・同じことができない
・価値観が異なる
など様々な要因が排除を引き起こすトリガーとなる。
マメジメントの立場として押さえておくべきだと思っていることがある。
目の前で起こる排除の状況に加担してはいけないということだ。
一見、多くの場合は多数派が主張することが正しいように思える。
しかし、排除は排除しか生まない。
正当な理由で、何者かを排除しても、また新しい集団で多数派と少数派が現れ、同じことを繰り返す。この現状は、僕自身何度もみてきた。
そして、それを繰り返せば繰り返すほどチームは弱くなる。
マネジメントとして大切なのは、根本的な排除の動きを解消することだ。
完全に消滅させることはできなくても、目線や視点を変えることはできる。
人の集団に関わる以上、この問題に終わりはないだろう。