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30代ビジネスマンの備忘録。 マネジメントやマーケティングに関するビジネススキルや、サウナ、ウィスキー、時計などの趣味について。

ホリエモン流の「パクり」ノウハウを考察する。

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ホリエモン流の「パクり」ノウハウを考察する。

 

皆さん、何かチャレンジしたいことはありますか?

そして、それを実行できていますか?

 

多くの方は、

「自分にできるかわからない」と不安になっていたり、

「自分にはまだ実力が十分じゃないのではないか」

 

と思っていて二の足を踏んでしまっているのではないでしょうか?

 

僕も、ブログを始める時は同じような気持ちを抱いて、

色々な情報収集や勉強に時間を費やしていました。

 

しかし、それはめちゃくちゃもったいないことです。

 

なぜなら、0~100まで基礎的な知識を体系的に学ぶことは、

非常に退屈な「作業」でしかなく、

一番の「挫折の原因」になってしまうからです。

 

何よりも大切なことは、

「まずはやってみる」というアクションを起こすことです。

 

それに気づかせてくれたのが、

ホリエモンの著書である『ハッタリの流儀』です。

 

本書では、「まずはやってみる」といっても何から始めれば良いの?

という誰もが感じる疑問に丁寧に答えてくれます。

 

結論からお伝えすると、

それは一言でいうと「パクる」ことです。

 

「パクる」という表現は、非道徳的で創造性を感じさせない言葉ですが、

ホリエモンの語る「パクり」を理解すると、

その認識を覆されるほどポジティブな行為であるということがわかります。

 

今回は、このホリエモン流の「パクり」のノウハウについて、

考察を深めていきたいと思います。

 

「誰」をパクるか?

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あなたがチャレンジしたいことは何ですか?

 

  • 起業
  • 動画編集
  • オンラインサロンetc…

 

世の中には、様々なチャレンジがあふれています。

 

そして、既にそれらに取り組んでいる多くの人がいて、

その人たちは、初心者~中級者~上級者に分かれます。

 

言うまでもなく、「パクる」べきターゲットは、

 

「その分野で大きな成果を上げている人」

 

つまり、上級者です。

 

理由はいくつかありますが、

 

  • ゴールビジョンが見えやすい。
  • パクることでの、成功可能性が高い。
  • 成功者のノウハウ情報は、手に入りやすい。

 

などが考えられます。

 

「いきなり上級者のマネをしてもできるわけない!」

と考える人もいるかもしれませんが、

最初から高度なことをする必要はありません。

 

どんな上級者も初めは初心者です。

彼らが、初心者のころにやっていたことをやってみるということも、

十分パクりに該当します。

 

自分ができる範囲や興味ある部分からパクり始めて、

楽しみながらやっていくことが重要です。

 

そうすることで、少なくとも初期の挫折は回避可能です。

 

ターゲットはより具体的かつ忠実にパクる。

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「パクる」ターゲットを決める際は、

 

「〇〇さんのような人になりたい。」

 

というぼんやりしたイメージよりも、

 

「〇〇さんになる!」

 

くらいの方が、望ましいと思います。

 

僕の場合は、チャレンジしている分野ごとに明確にパクるターゲットを決めています。

 

  • テキスト配信⇒マナブさん
  • 動画配信⇒サラタメさん
  • 音声配信⇒荒木博之さん(Voicyパーソナリティ)

 

これらの人の発信については、

漏れなくチェックして、自分の発信の中に取り入れるようにしています。

 

パクリだけでは本家を越えることはできない。

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どれだけ一生懸命パクっても、

やはりその本人にしか発揮できない人間味や感性があります。

 

むしろ、「大きな成果を出している人」が支持される理由は、小手先のノウハウだけではなく、そのような人間的な要素が強いのも事実です。

 

その意味で、僕らは決してなり切ることはできません。

 

しかし、パクっていく中で、確実に一定の成果は出ます。

すると、「そのコト」をどんどん好きになっていくはずです。

好きになるということで、ユーザーや受け手の気持ちが手に取るようにわかるようになる。

 

その領域までくると、

徐々に自分なりの「改善点」というものが見えてくるのです。

 

この「改善点」をアクションに加えていくと、

自然とオリジナルな価値を帯びたものが作り上げられるのです。

 

まとめ

成功ノウハウがあふれる情報社会においては、

「パクる」ことこそ成功の定石。

 

  • 「パクる」ターゲットはその分野の成功者
  • ターゲットを具体的かつ忠実に「パクる」
  • 「パクり」続けることでオリジナリティが生まれる。

 

出版に加え、オンラインサロンで成功している幻冬舎の箕輪さんも、

初めは何もわからずホリエモン主催のオンラインサロンを丸パクリしていた。

 

SHOWROOMの前田さんも、

映画やミュージカル、日常の様々な場面でメモを取り、

「パクり」のネタを探している。

 

このようなビジネスにおける成果者と言われる人達も、

「パクる」ことで、ビジネスを加速させていることは教訓になります。

 

皆さんは、「誰」をパクって、何にチャレンジしますか?

この記事が、そのきっかけになれば幸いです。