自己嫌悪からの立ち直り方について。
自己嫌悪からの立ち直り方について。
ここ数日間、自分に対しての嫌悪感が収まらず、常に頭の中のイライラが収まりません。
つまり、それ以外のことが何も思考できない状態になってしまっています。
リフレッシュする為に、車でドライブをしたり、運動をしたり、大好きなサウナに入っても、全然ダメなのです。
一時的に頭の外へ追い出すことは出来ても、少し油断するとすぐにイライラが蘇ってきてしまうのです。
こんな感情になることは過去にも何度かありました。
それは、自分に対して強い劣等感を抱いてしまうような出来事があった時です。
今回もそれは同じです。
これまで僕はずっと、「自分の劣等感から自己嫌悪に陥ってしまう」という癖を引きずり続けてしまっているのです。
思い出すと、この自己嫌悪から逃げる為に、僕がこれまで浪費している時間は累計にするとかなり膨大な時間になるような気がしています。
そうです。
いつも劣等感を感じなくなるまで…自分へのイライラが収まるまで…ふさぎ込んで…逃げ続けているのです。
そして、また何かの出来事で、誰かの一言で、それは僕に追いついてくるのです。
逃げているだけなので、追い付いてくるのです。
だからこそ、やらないといけないのは、「向き合うこと」だと思います。
「向き合う」というのはどういうことか?
それは、自分の抱えている感情を正直に吐き出すことではないかと思います。
吐き出し切ることで、「大嫌いな自分」を受け入れることでしか、この問題は解決できないような気がしています。
そんな感情を吐き出す場所として、このブログという場を選びました。
今回の自己嫌悪のきっかけとなった出来事。
「自己主張が全くできない」
これは、僕にとって生きていく中で、また仕事をしていく中で、常に強く課題認識していることです。
「自分の考え」は何か?ということを整理し、発言できるように、日々読書でインプットをしたり、このようにブログでアウトプットをしてきました。
しかし、正直なところ実生活や仕事において、そのインプットやアウトプットが役に立っているという実感はあまり得られていませんでした。
そして、その不安を裏付けるように、自分の上司から「考え」が持てていないことを指摘され、さらには、インプットやアウトプットの重要性を説かれてしまったのです。
これまでの自分の行動が、全否定されたような気持ちになりました。
もはや、自分はどうすればいいのだ?と頭が真っ白になりました。
「上司は何もわかっていない。」そう思うのは簡単です。
しかし、実際に自分はそのように見えていたというのは、動かしがたい事実です。
それを受け入れるのは、あまりに苦痛でした。
数日間、習慣だった早起きも出来ず、本も読む気にならず、ブログも手につきませんでした。
僕は決して上司から評価される為に、やっているワケでは決してありません。
仕事をする上で、また長期的には仕事を辞めたとしても、自分の考えをベースに収入源を作れるような人間になることを目指してやってきました。
確かに、努力量が少ない、経験が足りない、とのは事実です。
しかし、自分の努力に対して全く真逆の評価も受け、しかもこれまで自分がやっていたことをアドバイスとしてもらってしまうというのは、自分にとってはあまりに屈辱的で、何も言葉が出ませんでした。
自己嫌悪から立ち直る為に…
これまでの努力が全否定されたからふさぎ込んでもう辞めてしまう。
それは簡単なことです。
しかし、本当にやるべきことは、自分のプライドや苦痛を乗り越えて、どう行動を変えていくのか?を考えることだと思います。
つまり、「解決思考」を持つことです。
今の自分できることは、たった1つだと考えました。
それは、これまでも行ってきたことの精度をさらに高める。ということだけです。
インプット
本当にインプットしていることは身についているのか?
広く浅くなりすぎて、中途半端な知識になっていないか?
こんな自分の中での反省があります。
もう一度、基本に立ち返ってロジカルシンキングやマーケティングのベースとなる知識を学び直すということは必要かもしれません。
アウトプット
インプットした内容をなぞっているだけではないか?
本当に自分の頭で考えを紡ぎ出してアウトプット出来ているか?
聞き手や読み手に納得感を与えられているか?
こんな反省があります。
その為には、文字通り考え抜かなければいけません。その努力を怠ってはいけないと思いました。
最後に
数日間、悩み続けた中で、このような考え方に至るまでにはずいぶん時間がかかってしまいました。
しかし、この考え方やブログで自分の心情を吐き出そうという背中を押してくれたのは、やはり本でした。
その本は、『こころが片づく「書く」習慣』という1冊です。
著者である古川氏も自己嫌悪に対する悩みを抱えていた過去があり、そこに対して深く感情移入してしまいました。
自己嫌悪に陥り、劣等感から逃げ続けるのではなく、その事実と向き合い、解決思考へ切り替えること。本当に大切なことだと思います。