【セルフマネジメント】20代天才起業家の習慣力。
習慣の重要性とは?
アリストテレスは以下のような言葉を残しています。
「繰り返しを行っている事が、われわれ人間の本質である。
ゆえに優秀さとはひとつの行為ではなく、習慣によってきまる。」
この言葉からもわかるように人間の真の実力とは、習慣化することでしか習得はできないのです。
さて、皆さんは何か習慣で行っていることはありますか?また、それは、どんな習慣ですか?僕の場合は、ビジネススキルを高めて社内で昇進するために、読書とブログの執筆を習慣化できるようにチャレンジをしているところです。
でも、習慣にしよう!と思い立って続けていく中でも、いくつも疑問が出てきます。
- 習慣にしていることそれ自体は目的にかなっているのか?
- 本当にその習慣を続けることに意味はあるのか?
- どの程度の頻度や時間をかけて習慣を行うのが正しいのか?
成功している人はどんな方も、なにかしら習慣化を実践しています。なので、自分の疑問の答えになるような習慣を実践しているモデルケースを探していました。しかし、ほとんどのものが自分にとってはハードルが高いものだったり、あまり参考にならなかったりしました。
そんな中、29歳で9社の経営を行う天才起業家である小池晋平氏の『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』は、汎用性が高い自己管理の手法が紹介されており、
今日はこの本を参考に習慣について学びたいと思います。
習慣にすべきこととは?
習慣とは、あくまで手法論であるといわれています。
例えば、朝早起きをする習慣をつけよう!と決めた人がいたとして、そこに明確な目的がない場合、それは朝早起きすることだけが目的となってしまっています。
つまり、手段の目的化です。
手段の目的化を防ぐには…
- 「今月中に3キロやせる」⇒早起きをしてランニングする。
- 「年内に資格を取得する」⇒早起きをして勉強する。
このように、先に目的を設定した上で習慣を実践することが大事なのです。
次は、実際に習慣を始める時に、それが成果につながるかどうかを精査する必要があります。
効果的な習慣とは、以下の図で表すことができます。
- 成果が出るor出ない軸で考えます。成果が出ると思われるものだけやる。
- やりたいorやりたくない軸で考えます。ここが落とし穴なのですが、現状でやりたいと思えるものに関しては、すでに自分で身についているスキルや能力だったりします。人間は意識をしていないと自分が得意なことばかりやりたがってしまう生き物だからです。だから、あえてやりたくないことが大切なのです。
まとめると…
「成果が出るもの」×「やりたくないこと」
この掛け合わせが、最強の習慣と言えます。
最適な習慣実行パターン
習慣とすべきことをどのタイミングで行うのが一番良いのでしょうか。
その答えは、午前中です。その人の生活リズムにもよりますが、午前中は一番脳が活性化しており、アウトプットに適している時間帯でもあります。この時間を習慣の時間に充てることで、より精度の高いレベルで習慣を実践することができます。
また、もう一つ必要なことは習慣をアップデートしていくことです。
例えば、筋トレをする習慣をする場合、ずっと同じメニューをこなし続けていてもよいのですが、新しい知識をインプットすることで、少しメニューを変えていく、筋トレ後にプロテインを飲むといったアップデートをすることで習慣がより磨かれていきます。
このインプットに関しては、午後の時間がおすすめで、特に就寝前などはより脳の吸収がたまる時間帯だといわれています。
インプットについて、もう少し深堀をすると、
インプットすべき知識については以下の図のように表すことができます。
- 成果が出るor出ない軸で考えます。成果が出ると思われるものだけやる。
- 守りor攻め軸で考えます。ここで重要なことは、自分にとって有益な情報というのはリスクをとって攻めていかないと得られないということです。つまり、情報源として一番リスクが少ないのが、ネットの情報や本、次に人から聞くこと。そして、最後に最も攻めの姿勢が強いものが、自ら体験することです。
最も重要な習慣がある。
それは振り返りです。
「職場ではやたらと「PDCAを回そう」と口にする人が、自分のことになると振り返りをまったくしないのではいただけません。振り返りの目的は、目標の向かっての成長を実感することで、さらに成長を加速させるためのもの。」
- やろうとしたことはなにか?
- できたことはないか?
- やるべきことはなにか?
上記のポイントを日、週、月、年の単位で振り返って、修正をしていく。
そうすることで、自分の成長、そして課題がはっきりと浮き彫りにされます。
この作業こそが習慣の本質です。
まとめ
- 「成果が出るもの」×「やりたくないこと」を習慣にすべき!
- 「成果が出るもの」×「攻めの姿勢」で情報を取りにいく。
- 自分の振り返りを忘れない。